beacon

甲府は敵地で3失点敗戦、J2降格が決定

このエントリーをはてなブックマークに追加
[12.3 J1第34節 大宮3-1甲府 NACK]

 16位ヴァンフォーレ甲府は大宮に1-3で敗れ、J2降格が決まった。すでに前節終了時点で、15位・浦和との勝ち点差は3だったが得失点差で大きく下回っていたため(浦和-5:甲府-19)、降格はほぼ決定的となっていた。今節では浦和も敗戦を喫したが、甲府も敗れたために得失点差は3差のままで今季は終了。正式に降格が決まってしまった。

 甲府はここ9戦連続でゴールマウスを守っていたGK荒谷弘樹が体調不良のために欠場。代わってGK荻晃太が先発を果たした。また日本代表FWハーフナー・マイクが出場停止明けで先発に復帰した。降格が決定的となっているとはいえ、わずかでもある可能性を信じて試合に臨んだ。

 しかし前半13分に早くも失点。同25分には、MFパウリーニョからのパスをPA正面で受けたハーフナーがゴールへ背を向け、ボールキープ。右サイドへはたくとMF井澤惇がこれを受ける。パスの出し所を探しながら、ドリブルで右サイドへ流れた井澤だったが、シュートコースを見つけると、思い切り良く右足を一閃。1点を返した。

 ここから巻き返したいところだったが、同点弾から4分後に1-2と2度目のリードを奪われる。迎えた後半2分にも失点。その後の追い上げもむなしく、1-3で試合は終了し、J2降格が決まった。

TOP