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東京Vは土壇場で追いつかれドローも、5位で今季終える

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[12.3 J2第38節 東京V2-2湘南 味スタ]

 東京ヴェルディは今季最終節で湘南ベルマーレと2-2で引き分けた。先制されるも逆転に成功。そのまま逃げ切りたいところだったが、終了間際のロスタイム3分に同点に追いつかれ、試合を終えた。勝ち点1を上乗せすると、6位・千葉を勝ち点1差突き放し、16勝11分11敗の5位で今季を締めくくった。

 先制したのは湘南だった。今季限りでの退任が決まった反町康治監督の最終戦で白星を飾ろうと奮闘。すると前半36分、MF菊池大介の右クロスにFW田原豊が頭で合わせてヘディングシュート。先制に成功した。

 しかし3分後、東京Vが同点に追いつく。DF遠藤航が自陣PA内でクリアミス。これを拾ったMF河野広貴が豪快にミドルシュートを放つ。強い弾道のシュートはゴールポスト左の内側を叩き、ゴールネットを揺らした。1-1で前半を折り返す。

 迎えた後半、東京Vが逆転を果たす。後半28分、河野が二アサイドに蹴り込んだ右CKは、飛び込んだDF土屋征夫とDFの間を抜けて、ファーサイドのMF飯尾一慶の足元へ。飯尾の右足シュートが決まり、2-1と勝ち越しに成功した。逃げ切りたい東京Vだったが。終了間際にまさかの展開が待っていた。後半ロスタイム3分、ゴール前混戦からGK柴崎貴広がファンブルしたボールを最後はFWルーカスに決められ、失点。2-2で試合は終了し、勝ち点1を分け合った。

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