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クラブ記録更新!好調・岡山がホーム4連勝&7戦連続不敗に

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[4.30 J2第11節 岡山2-1草津 カンスタ]

 9位・ファジアーノ岡山と15位・ザスパ草津との一戦は新人MF関戸健二の決勝ゴールによって2-1で岡山が勝った。岡山はクラブ新記録となるホーム戦4連勝。同じくクラブ記録の連続不敗も7へ伸ばした。

 岡山にとって草津はJ2昇格後、1勝1分5敗と相性の悪い相手だった。だが前半27分、岡山は左サイド、ハーフウェーライン付近で獲得したFKからDF植田龍仁朗がグラウンダーのスルーパス。これでPAへ侵入したFW金民均が絶妙な切り返しでマークを外してから右足シュートをゴール左隅へねじ込む。

 先制された草津はその3分後、スピーディーなパスワークから右サイドを崩すと、最後はMF林勇介のラストパスを中央でフリーのFWリンコンが右足シュートをゴールへ流し込んだ。4試合連続完封中の岡山ゴールを破り、同点に追いついた草津だったが、好調・岡山は止まらない。

 前半43分、流通経済大出身のルーキー、関戸がJ初ゴールとなる勝ち越し弾を決めた。中盤でボールを奪うと背番号36は自陣からのドリブルで敵陣中央を独走。相手DF2人に前を阻まれたが「後ろにフォローが誰もいなかったので打って、入ったので良かった」とグラウンダーの右足ミドルをゴール左隅へ叩き込んだ。

 後半、GK北一真の好守によって相手に追加点を許さなかった草津は、リンコンとMFヘベルチのキープ力を活かして反撃する。だが、後半28分に3枚目のカードとしてFW土井良太を投入した後にDF保崎淳が右足を痛めてプレー続行不可能に。10人となった終盤は前線のターゲット、土井目掛けてロングボールを放り込んで同点ゴールを狙ったが、植田らディフェンス陣が集中した守りを見せる岡山に攻撃を跳ね返されて3連敗となった。

 岡山の関戸は「練習からいい雰囲気でできている。これを続けられるように頑張る」とクラブの好調の要因を口にし、今後も継続していくことを誓っていた。

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