玉田が決死の合流、「ケガとか言ってられない」
右足首痛のFW玉田圭司(名古屋)が本格的な練習を再開した。5月27日のキリン杯・チリ戦で古傷を再発させ途中交代。31日の同ベルギー戦も欠場し、6日のW杯アジア最終予選・ウズベキスタン戦に向けて慎重な調整を続けてきたが、ここに来て志願の練習合流となった。
岡田武史監督は「本人が“どうしてもやる”と言うからやらせた」と説明。「ひょっとしたら痛いのかもしれないけど、(ウズベキスタン戦も)やれるんじゃないかな」と話したが、6対3のボール回しでは接触プレーの少ないフリーマンにするなど無理はさせなかった。
シュート練習では足をかばうような仕草も見せ、まだ完調とは程遠い。「テープを巻くのはあまり好きじゃないから自分の中ではガチガチ」と患部には入念にテープングを巻き、宿舎でもアイシングや電磁波治療などケアに余念がない。
万全とはいえない状態でも練習合流を決断したのは、それだけウズベキスタン戦に懸ける思いが強いからに他ならない。「次の試合は気持ちで負けないようにしないといけない。そんなときにケガとか言ってられない」。ここまで最終予選全5試合に1トップで先発しているエースが悲壮な決意で決戦に臨む。
<写真>志願の練習合流を果たしたFW玉田圭司
(取材・文 西山紘平)
岡田武史監督は「本人が“どうしてもやる”と言うからやらせた」と説明。「ひょっとしたら痛いのかもしれないけど、(ウズベキスタン戦も)やれるんじゃないかな」と話したが、6対3のボール回しでは接触プレーの少ないフリーマンにするなど無理はさせなかった。
シュート練習では足をかばうような仕草も見せ、まだ完調とは程遠い。「テープを巻くのはあまり好きじゃないから自分の中ではガチガチ」と患部には入念にテープングを巻き、宿舎でもアイシングや電磁波治療などケアに余念がない。
万全とはいえない状態でも練習合流を決断したのは、それだけウズベキスタン戦に懸ける思いが強いからに他ならない。「次の試合は気持ちで負けないようにしないといけない。そんなときにケガとか言ってられない」。ここまで最終予選全5試合に1トップで先発しているエースが悲壮な決意で決戦に臨む。
<写真>志願の練習合流を果たしたFW玉田圭司
(取材・文 西山紘平)