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神戸、新体制初勝利ならず

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[7.11 J1第17節 千葉 1-1 神戸 フクアリ]

 和田昌裕新監督が指揮を執るヴィッセル神戸は、後半ジェフユナイテッド千葉に追いつかれ、新体制初勝利を逃した。
 日本代表FW大久保嘉人のループシュートがクロスバーを叩くなどなかなか先制点を奪えながった神戸だったが前半39分、カウンターからMFボッティのスルーパスに抜け出したMF朴康造が冷静にゴールを破り、先制した。

 勢いに乗った神戸は後半5分に大久保のラストパスからFW我那覇和樹が決定的なシュートを放つなど、千葉を押し込んでいく。だが、2点目を奪えずにいると23分、右クロスから千葉MF谷澤達也に左足シュートを決められて同点。1-1で引き分けた。
 神戸によると、和田監督は「勝ち点を取れたのは私自身の2試合目としては、喜ばしい結果です」と話した一方で「勝ち点3を取れたのではないかという試合でした」と悔しがった。ボランチで出場した元日本代表・宮本恒靖は「周りとのバランスを気をつけながらやりました。もう少しみんなでボールを回す時間が作れればよかったかなと。(引き分けについては)アウェイで勝点を取っていなかったことを考えると、今日の勝点1は良かったともいえます」と満足げだった。

(文 吉田太郎)

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