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岡崎先制弾から清水4発、暫定5位浮上

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[7.11 J1第17節 G大阪 1-4 清水 万博]

 清水エスパルスがアウェーでガンバ大阪に4発快勝。清水によると長谷川健太監督は「アウェイで最高の結果を残せて、選手たちはよくやってくれた」とイレブンを手放しで讃えていた。

 チームに勢いをつけたのはやはりエースだった。前半16分、清水は右SB市川大祐のアーリークロスをFWヨンセンが頭でPAへ落とす。猛然と走りこんだ日本代表FW岡崎慎司が飛び出してきたGKの目前で右足に当てると、ボールはGKの頭上を通過しゴールへと吸い込まれた。
 この後、ホームのG大阪に反撃された清水だったが、FWルーカスの至近距離からのシュートをGK山本海人がセーブするなどゴールを許さない。すると後半11分、右CKをファーサイドのDF岩下敬輔が右足で流し込み2-0。さらに18分にはヨンセンのスルーパスからMF枝村匠馬が貴重な3点目を挙げた。

 26分に元清水のFWチョ・ジェジンに追撃ゴールを奪われたものの、37分には相手が縦パスの処理を誤ったところを見逃さなかったFW原一樹がダメ押しゴール。清水がアウェーで強敵を沈めた。暫定5位へ浮上した清水は次節、ホームに首位・鹿島を迎え撃つ。

(文 吉田太郎)

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