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磐田イ・グノ復帰6分弾!も横浜FMとドロー

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[7/26 J1第19節 磐田1-1横浜FM ヤマハ]

 25日終了時点で暫定11位のジュビロ磐田対14位横浜F・マリノスの一戦は、ともに韓国代表に名を連ねるFWがそれぞれ1点を奪い、1-1のドローに終わった。

 4-4-2で臨んだホーム磐田の前線は、前田遼一とパリ・サンジェルマン(フランス)への移籍が実現できずにチームに戻ってきたFWイ・グノが約1ヵ月ぶりの実戦復帰でコンビを組んだ。

 一方の横浜FMは4月の対戦時にはDFで出場していた193cmの韓国代表・金根煥をワントップに置いた4-2-3-1。

 試合は開始早々6分に早くも動く。磐田MF山本脩斗がインターセプトから前方のイ・グノにスルーパスを送ると、イがこれを落ち着いて流し込み磐田が先制。8試合6得点で磐田の救世主となっていたイは、J復帰6分でその高い決定力を改めて見せつけた。
 一方の横浜FMは長身のFW金にボールを集めるが、なかなかボールを収めることができず、シュートチャンスはあっても決定機へと結びつかない。42分にはようやく右SB天野貴史のクロスから金がゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定。

 後半に入ると磐田ゴールに迫る横浜、カウンターを仕掛ける磐田という様相で互いに攻め合う展開となった試合は、後半5分、ついに横浜が同点に追い付く。カウンターからMF山瀬功治が左サイドをドリブル突破。DFにマークに付かれながらも高いキープ力を見せ、ゴールライン際から正確なボールを折り返すと、中央の金がヘディングでついにゴールを決める。

 同点に追い付かれた磐田は、直後には右SB駒野友一からドンピシャのクロスが中央の前田へと渡るが、放ったシュートは横浜GK飯倉大樹の好セーブに遭い、ゴールできず。ペースを握る横浜は、ここまで3試合連続ゴールの途中出場FW坂田大輔のシュートなどで磐田ゴールを襲ったが、互いにそれ以上の決定機をつくることはできずに1-1のまま試合を終えた。

 試合後、今季初ゴールが貴重な同点弾となった金は、テレビインタビューで「前半からヘディングのチャンスが多かったが1点だけで残念」と、重なるチャンスをモノにできなかった課題を口にした。

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