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[天皇杯]柏vsジェフリザーブズ 試合後の選手コメント

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[10.11 天皇杯2回戦 柏0-0(PK4-2)ジェフリザーブズ 柏の葉]

 第89回天皇杯全日本サッカー選手権は11日、各地で2回戦24試合を行い、柏の葉公園総合競技場では柏レイソルとJFLのジェフリザーブズが対戦。柏は0-0からのPK戦で4-2と振り切り、なんとか3回戦進出を決めた。
以下、試合後の選手コメント

<柏>
●MF栗澤僚一
「トーナメントだし、勝ったことは最低限の結果としてよかったと思う。あとは決めるべきところでしっかり決めること。詰めの部分でもっとみんながそういう意識を持たないといけない。最後の詰めのところで気持ちが入ったプレーが必要。気持ちをゴールをぶつけることも点を取る手段だと思う。こういう試合が難しくなるのは分かっていたし、相手は上のチームに勝ちたいという気持ちも強い。最初のチャンス、前半のチャンスで決めれば変わったと思うけど、そこを決めないとズルズルいく」
―PK戦になったときの心境は?
「冷静に蹴ればという気持ちが強かった。結果、勝てたのでよかった」

●MF菅沼実
「チャンスをつくるためにはサイドに張っているだけじゃなくて、中にも入れと言われている。ゲームをつくらなきゃいけないし、ボランチとDFの間で受けろと。ああいう引かれた相手からどう点を取るか。セットプレーも大事だし、こぼれ球でもなんでもいい。1本決めれば楽になったと思うけど。運もなかったけど、まだまだですね」

●GK菅野孝憲
「相手はカウンター1本を狙っていたし、集中を切らさず、いろいろあったけどイライラしないように自分のプレーに集中していた」
―PK戦での勝利となったが?
「結果オーライだと思う。とにかく目の前の相手に勝つだけ。Jリーグでも天皇杯でも練習試合でも同じ。また明日から次の試合に向けて頑張っていきたい」

<ジェフリザーブズ>
●DF市原充喜
「攻め込まれることは想定していたし、練習でやってきたことの意思統一ができていた。もっと引く予定だったけど、自分たちの判断でもう少し前から行こうと。プレッシャーをかければ相手はロングボールを蹴るから。前半にもチャンスがあったし、1点取れればよかったんですけど」
―PK戦はポストに当たったが?
「普通にミスです。練習はしていたんですけど。芝で(練習を)やれてないので…。言い訳になるけど」
―自信もつかめた?
「失点ゼロでいけたのは自信になった。いつもなあなあになって失点してきたし」
―久々のJ1との試合だったが?
「久々だったので楽しかった。懐かしいなと。チームとしてはJFLで2位以内が目標だし、個人としては上(のカテゴリー)でやりたいというのもある。今日の経験を生かして、JFLでアピールしていきたい」

●GK大河原弘樹
―PK戦になったときの心境は?
「止めてやろうという気持ちだった。最後も触れたけど、止めたかった」
―1人目のやり直しは先に動いたから?
「動いたつもりはなかったんですけど。悔しいですね」
―狙い通りの試合ができた?
「ひと泡吹かせてやろうと思っていた。ビデオでしっかり研究して、守り方にも共通理解があった」
―自信になった?
「相手は格上だし、J1だし、そういうところでしっかり自分のプレーができたのは残りのJFLに向けて自信になるし、生かせると思う。このチームは特殊なチームで、上からもしっかり見てもらえていると思うし、今日結果を残せたのでアピールにはなったと思う。小さいときからサッカー選手になりたいという夢があるので」

(取材・文 西山紘平)

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