[5・10 J1第12節 川崎F 0-1 浦和 等々力]

　3位・川崎Fと首位の浦和との一戦はFWエジミウソンの決勝ゴールで浦和が1-0で勝った。以下、試合後選手コメント

<川崎フロンターレ>
●FW鄭大世
「今日はうちらしくない試合だった。動きが悪かったわけでも、ミスがあったわけでもない。相手のポジショニングの良さを感じた。阿部さんもやりにくかった。攻撃の芽を摘むのがうまかった。(PKの場面は)うちの方がミスで失点。(少ないチャンスで)決めてくる浦和はさすが」
―連勝が止まったが?
「5連勝で連戦を終わらせれば良かったけど。引きずらないようにすれば、また上見えてくる」

●MF谷口博之
―連勝が止まったが?
「向こうの気持ちが強かった。力がなかった。」
―オフサイドの判定でゴールが取り消されたが?
「自信あったけど。悔しいけどしょうがない。言っても覆らないし」
―大宮戦に向けては
「ここでJリーグは中断してしまう。勝っていきたい」

<浦和>
●FW高原直泰
「簡単に失点してしまう場面が多かったので締めていた。フロンターレは勝ってきているチーム。アウェーで勝ち点3取れたことは結果としてよかったと思う」
―状態が上がってきているようだが?
「前の方で新しく入った選手の攻撃が上手くいかない場面が多かった。それが良くなってきている。きっちり勝って、こういう試合をしているのは大きなこと。続けていければ。もっと自分が前向いて勝負できるような形で受けられれば、周りを活かしてあげられる。意識してやっていきたい」
―PK獲得の場面は?
「(PKの場面は) ここに出してくれたらな、というタイミングで闘莉王が出してくれた。足が絡まなくてもいくつもりだったけど」　
―首位を守ったが?
「シーズンは長いので今の順位でどうこうというのはない。ただ、勝たないとチームの雰囲気が悪くなる。緊張感を持って戦っていければいい」

●MF田中マルクス闘莉王
「どっちか先にミスした方が負けという試合だった。今日はバランスが良かった」
―右肩の状態は?
「(痛くて)前に行くことも競ることもできなかった。今日は自分のできることをやった」

●DF堤俊輔
「(完封勝利は)自分だけの力じゃないと思うし、チームの守備の高さが結果につながっているんじゃないかと思う。(自分は)まだ 集中し切れていない場面がある。改良していかないといけない」
―今日気をつけたことは
「まず裏を取られないことを心がけた。カウンターには体をぶつけて裏を取られないようにした。阿部さんが攻撃したときは自分と堀さん(堀之内)で声懸けながらフォローした」

(取材・文　吉田太郎)