beacon

[到着]重慶日記其の一(2月15日)

このエントリーをはてなブックマークに追加

 午前8時55分の成田空港発の飛行機に乗ってから約8時間後の午後4時過ぎ(日本時間午後5時過ぎ)に我々は東アジア選手権2008決勝大会が行われる中国・重慶市に到着しました。懸念されていた寒さは全くなく、日本からのメディア陣の中にはコートを脱いで歩いている人もいるくらい。重慶は中国でもかなり内陸に位置するため、出発前には各知人から「絶対に日本より寒いですよ」と脅かされてきましたが、明日は最高気温が15度にまで上がるらしいのでまさに予想外。九州出身の私は寒いのがかなり苦手なため、とりあえず一安心です。ただ初日の日曜日(17日)からの天気予報は4日連続で雨が降るようなので、肝心の試合取材時は冷たい雨に打たれることになるかもしれませんが。。。
 さて2004年にアジアカップも行われた重慶は人口3000万人を超える巨大都市。東京23区の総人口が約870万人なので約4倍の人口です。市街地の人の多さは驚きでしたが、それ以上に印象深かったのは空港から宿泊先のホテルまでの道のりには山を切り崩して、高層マンションを建築しているような風景に何度も遭遇したこと。畑で農作業をしている老夫婦の真横でブルドーザーやショベルカーが土煙を上げる。そしてわずかな緑のすぐ裏に立ち並ぶ高層ビル。このコントラストが激しいです。「霧の街」、「坂の街」とも呼ばれる重慶から東アジア選手権終了まで、随時レポート致します。よろしくお願い致します。

(取材・文 吉田太郎)

TOP