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途中出場・前田が意地の一撃

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[2.17 08年東アジア選手権 日本1-1北朝鮮 中国・重慶]

 日本代表は東アジア選手権初戦で北朝鮮と対戦。前半5分に川崎FのFW鄭大世(23)に先制ゴールを許したが、後半途中出場のFW前田遼一(26=磐田)が同点ゴールを決め1-1で引き分けた。
 今大会へ向けた練習では当初の主力組から北朝鮮戦直前でサブ組となっていた前田。意地の
ゴールはピッチに立ってから約5分後の後半24分だった。日本は左サイドを突破した安田理大(20=G大阪)がゴール前へ鋭いクロス。これはGKに弾かれたものの、ボールの落下点にいた前田が頭で押し込んだ。
 ただ途中出場で結果を残す一撃にも前田は「ごっつあんゴールなんで」と喜びは控えめ。さらに「(主力組から外れて)悔しかった。自分が出たらボールを引き出す動きをしようと思っていた。もっとやりたかったけど」と納得した表情は見せなかった。

(取材・文 吉田太郎)

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