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浦和vs新潟 試合後の選手コメント

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[3・30 J1第3節 浦和3-0新潟 埼玉]
 J1第3節は各地で9試合を行い、埼玉スタジアムでは浦和が新潟が対戦し、3-0の快勝し、今季初勝利を飾った。以下、試合後の選手コメント。

<浦和>
●FWエジミウソン
「チームが全然勝っていなかったのでよかった。闘莉王はいいシュートも決めたし、やりやすかった。自分は常にチームのことを考えながらプレーしているし、連係は問題ない」

―新潟はGKの野澤選手が久々にリーグ戦で先発していたが?
「野澤はいいチームメートでした。今日は何とも言えない。レッズ戦以外だったら、点を取られないんじゃないかな」

●FW永井雄一郎
―初先発で結果を出したが?
「リーグ戦では初先発だけど、ナビスコでは出ていた。自分としても結果を出したかったし、チームとしてしっかり勝ったのはよかった。ディフェンスの意識がみんな高くて、ボールを失ってもそのまま前からプレッシャーをかけて高い位置で奪えていたことがいい攻撃につながっていたと思う」

●MF田中マルクス闘莉王
「サポーターはいつも力になってくれている。ホームですからね。今までは勝つのが当たり前のチーム。でも苦しんで、勝つためにはいろんなことをしなくちゃいけないと。勝つためにサポーターも一緒に戦ってくれるのが一番いい」

―ボランチでの起用については?
「自分にもコンセプトがあって、守備のプラスアルファとして攻撃参加があると自分では思っている。バカみたいに攻めるわけじゃない。それを拒否されたとき、すごい悔しかったし、それで勝ってきたのに何で、という気持ちだった。試さずに拒否するのは分からない。ゲルトさん(エンゲルス監督)はいろいろ話してくれるし、ゲルトさんのためにも勝ちたかった。俺は攻撃参加も好きだし、組み立ても好き。そこを(エンゲルス監督は)分かってくれる。でも最初は守備。守備はしっかりやらないといけない。初めてで、練習でも1回やっただけ。どこで出るかも全然言われていなかったし。まだミスはくさるほど多かったけど、1回できれいにできるわけじゃないし」

―今後も中盤でプレーしたい?
「どこでもいい。後ろでやれと言われればやる」

―ボランチでプレーする上で気をつけたことは?
「バランス。僕だけが出ないように、と。唯一、練習でやっていたのが(鈴木)啓太だった。でも(後半9分から鈴木に代わって入った)細貝のポテンシャルもすごい高いし、やりやすかった」

―豪快なゴールだったが?
「入っちゃったね。昨日のシュート練習では1回も入らなかったのに(笑)」

●MF山田暢久
「チームのリズムがよかったと思う。闘莉王のボランチは想定外でしたけど、今日は全体的に球離れもよかったし、前からプレスをかけれていたのがよかったと思う」

―久々の勝利で吹っ切れた?
「吹っ切れるというか、今日みたいにやればいいと思うし、毎試合こういう風にできればいいと思う」

●MF相馬崇人
「シュートまで持っていくチャンスを増やして、そこで結果を出そうと思っていた。今日はあまりドリブルは仕掛けていない。ゴールは狙っていた。今年はそういうプレーを増やしていきたいと思っているし、結果が出たのはよかった」

―闘莉王のボランチは?
「最初、センターバックに入っていて、また戻ったのかなと思ったら、5秒ぐらいで(中盤に上がった)。やっぱりって感じだった(笑)。紅白戦ではやっていたけど、そのときはあまりうまくいかなかったんですけどね。今日は追い越す選手もどんどん出てきていたし、運動量が多かった。みんなボールを回していたし、うまくいっていたと思う」

●DF阿部勇樹
「みんながやるべきことをやって勝った。ずっと勝っていなかったし、埼スタで勝ててよかった」

―闘莉王がボランチだったが?
「彼の前に出ていく良さを生かさないといけないし、うまくバランスを取ってやってくれていた。いい時間帯で2点目も取ってくれたし、後ろとしては助かる。何よりみんなの気持ちが入っていた。これを続けてやっていければいいと思う」

―前半ロスタイムにはゴールライン上でクリアしたが?
「GKの)都築さんが出ていたからカバーしようと思って戻ったら、ちょうどボールが来たんで。入らなくてよかった。あの時間帯で入れられるのはつらいから」

―チームはなぜ変わったと思う?
「選手は何かを感じたと思うし、やらなきゃいけない責任もあるし、そういうのが出ていたと思う。これを続けていかないといけないけど、今日はこの勝利を喜びたい」

●DF堤俊輔
「自分が出た試合で勝ったことがなかったので、勝ちたい気持ちを強く持っていた。勝ててよかった」

―闘莉王選手のボランチについては?
「ボールもつなげるし、空中戦も強い。あそこにいてくれると助かるし、自分はやりやすかった」

<新潟>
●FW矢野貴章
「最後の精度が課題。クロスの精度もそうだし、ゴール前への入り方もそう。いい時間帯もあったけど、結果的に負けている。自分たちのミスというか、自分たちで苦しい状況をつくっている。全体的にプレーの精度が低くて、ゴール前に近くなればなるほど低くなっている」

●MF木暮郁哉
「試合に入ると、普段の練習とは別世界だった。自分で仕掛けていくプレーを増やさないといけない」

―次は中2日の試合だが疲労は?
「大丈夫です」

●DF中野洋司
「前半のいい時間帯に1点取れていれば。後半も1-0のままいけば、流れは変わっていたかもしれない。2失点目が痛かった。勝負どころの時間帯の失点だった。いい時間帯のイメージをもってやるしかない」

(取材・文 西山紘平)

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