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浦和vs新潟 試合後の監督会見要旨

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[3・30 J1第3節 浦和3-0新潟 埼玉]

 J1第3節は各地で9試合を行い、埼玉スタジアムでは浦和が新潟が対戦し、3-0の快勝し、今季初勝利を飾った。以下、試合後の監督会見要旨。

●ゲルト・エンゲルス監督(浦和)
「どうしても勝ちたかった試合だった。ゲームの入り方はよくて、前半の20分、25分ぐらいまではいいプレーでチャンスをつくり、シュートも打っていた。その後、相手のプレッシャーもあり、後ろに下がり過ぎてチャンスを与えていた。でも相馬のゴールでみんなが落ち着き、後半も2点目がいいタイミングで入った。ゴールの内容も早いパス回しからで、すごいよかった。その後はほとんどゲームをコントロールできた。永井の3点目が入って試合は決まったと思ったが、その後、選手が守るより4点目を取りたい気持ちがあったのか、もっと落ち着いてプレーをしてほしかった部分はあった。ただ、チームの勝ちたい気持ちはよかったと思う。Jリーグで久しぶりにゴールを取って、久しぶりに勝つことができて、とてもうれしかった」

―闘莉王選手を中盤で起用したのは?
「まずDFラインにはいいメンバーがそろっている。それと闘莉王はリーダーシップを取りたい選手。ディフェンスとオフェンスの間はリーダーシップが取りやすい。前へのアイディアもあるし、後ろにも強い。だから決めた。繰り返しになるが、闘莉王は前の方でダイレクトパスやロングパスも出せるし、ペナルティーエリアに入ってからのアイディアもある。後ろでもヘディングとか、ピッチの真ん中でディフェンスの強さも持っているから、このポジションがちょうどいいと思った。今日はね(笑)」

●鈴木淳監督(新潟)
「90分間、選手はよく戦ってくれたと思うが、残念な結果になった。立ち上がりはまずまずの内容だったが、中盤以降、プレッシャーをかけられなくなって、向こうの攻撃を抑えることができず、辛抱しきれずに失点を重ねた。後半は若い選手を入れて活性化しようとしたが、最終的なゴールにはたどり着かなかった。すぐ次の試合があるので、いいコンディションで迎えられるようにしたい」

―なかなかシュートまでいかない要因は?
「クロスまでは何本か上がっていたが、最後の精度が低いのと、サイドの崩しやくさびの後のコンビネーションがうまくいかず、シュートまでいかなかったのかなと思う」

―ダヴィのプレーについては?
「前半はドリブルからシュートまでいっていたが、ああいう形で右から入って中でシュートを打ってほしいと思っていたが、なかなか形が出ない。サイドバックとのコンビネーションで崩す場面もないので、真ん中でぷれーさせるのがいいのか、サイドでプレーさせるのがいいのか、考えている。チームメートとのコンビネーションも含めてまだまだだと思う」

(取材・文 西山紘平)

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