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大宮vs大分 試合後選手コメント

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[4・5 J1第5節 大宮2-0大分 NACK]

 大宮はホームで大分と対戦し、MF斉藤雅人(32)の2得点で2-0で勝ち、3月9日の新潟戦(2-0)以来、公式戦6試合ぶりの勝利を飾った。以下、試合後の選手コメント。

<大宮>
●MF斉藤雅人
―2得点の感想は?
「先制点はタイミングもよくて、いい感覚で蹴れた。自分の蹴ったコースは見えていなかったけど、入ってくれてよかった。2点目は狙ったところに蹴れました」
―今季初先発だったが、中盤のボール回しを意識した?
「僕が使ってもらえるときはそういうことを期待されている。前半はリズムが悪かったけど、後半はうまくいった。ボールを落ち着ける、パスをつなぐことを意識したゴールも大切だけど、役割はDF、MF、FWのつなぎ。そのへんはもうちょっとできたかなと思う。もう少し自分たちでボールを支配できた。相手のプレッシャーにドタバタした部分があった」
―2得点はいつ以来?
「高校(武南高)のとき以来。大学生(駒澤大)のときもなかった」
―NACK5スタジアムの得点王では?
「試合数が少ないし、ほんとにたまたまです。(昨年12月1日の川崎F戦でも1得点。NACKで計3得点はチームトップ)」
―NTT東日本からの出向社員という立場ですが、プロになろうとは思わなかった?
「何回もありました。でもどっちにしてもやることは変わらないし、(プロとして)やっていける自信もなかった」
―今後も変わらない?
「もう33歳になるし、引退も近い時期。このまま楽しんでやっていきたい」
―契約更改はない?
「ないですね。年棒が大幅に上下することはない。年齢給が少しずつ上げっていくだけです。昔はナイターの試合のときは残業代が付いたりもしていた」
―今日の2得点のボーナスは?
「日当が500円ぐらい付くかな(笑)」

●MF小林大悟
「雅さん(斉藤)の展開力が監督の狙いでもあった。そこがうまくいった。FWに強い選手がいるチームはシンプルに当ててくることが多いけど、今日のボランチ2人なら先も読めるし、ポジショニングもいい。危ない場面はあまりなかったと思う」
―デニス・マルケスとのプレーは?
「1人でなんでもできるタイプ。早めに預けて、周りが動いて使ってもらうイメージ。まだまだパスの精度が低い。もっとアシストしたい」

●MF小林慶行
「向こうは3-5-2でワイドが1人しかいないけど、うちは4-4-2だからサイドで2人でいける利点があった。でもそれは自分たちがボールを持つことで生きる利点。セカンドボールを拾われたら、その利点は逆にマイナスになる。だから常に自分たちでボールを持つということを意識していた。
 みんな同じ気持ちで、先制しても受け身にならず、もう1点を取りにいこうとしていた。これまで先制しても追い付かれる試合が多かったから、同じ失敗はしないぞと。結果的に追加点が取れたのはチームとしての成長だと思う。しばらく勝利から遠ざかっていたので勝ててよかった。試合の中で必ず悪い時間はある。そこでどうやってボールをつないで自分たちのペースに持っていくかが大事。今日はそこがよかった」



<大分>
●FW高松大樹
「前半を0-0か、1-0で折り返すのが理想。1失点目はしょうがない部分もあるけど、あそこで0-0でいければ(結果は)分からなかったと思う」

●MF金崎夢生
「結果は結果として受け止めて、1週間開くので、休養を取って次の試合に向けてしっかり整えていきたい」
―4戦連発はならなかったが?
「ゴールが決まらなかったのは残念は残念だけど、調整するところはしっかり調整して、1つでも多くのゴールを決められるように頑張りたい」


(取材・文 西山紘平)

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