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浦和vs鹿島 試合後選手コメント

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[4・13 J1第6節 浦和2-0鹿島 埼玉]

 浦和は後半から出場したFW永井雄一郎(29)の2得点で鹿島に2-0で勝ち、4連勝を飾った。鹿島は今季公式戦初黒星。昨年から続いていたリーグ戦の連勝も14で止まった。
以下、試合後の選手コメント

<浦和>
●FW高原直泰
「4試合の中では少しずつ良くなっていると思う。それを続けていくしかない」
―闘莉王選手を含めた3トップ気味の布陣だったが?
「前3人で上手く絡んでシュートまで持っていこうという感じだった」
―次戦へ向けては?
「自分としては結構いい感触があった。試合出たときにやるだけ」

●FWエジミウソン
「今年に入って1番いい試合ができたと思う。みんなコンパクトにやったことで勝利という結果が出たと思う」
―闘莉王選手を含めた3トップ気味の布陣だったが?
「闘莉王はクオリティの高い選手。自分も助けてもらった。(相手が鹿島ということで)勝利ということしかなかった。勝ててよかった」

●MF山田暢久
「(得点シーンは)攻撃にタメができたからいい攻撃ができた。(1点取ったことで)気持ち的に楽になってより集中できた。気合入ってたし、後ろは守りきろうという気になった」
―昨シーズン終盤に敗れた鹿島との対戦だったが?
「相手が首位でモチベーションが上がっていた。始まって(開幕して)間もないけど離されたらいけない。勝ち点を縮められて良かった」

●GK都築龍太
「調子のいい鹿島に勝ったのは次につながる。内容良くなかったけど勝ったんでよかった」
―昨年優勝の鹿島との対戦での勝利となったが?
「(鹿島は)攻撃力があって内容のいいサッカーをしているチーム。勝ててよかった。みんな集中していた。個人的にも集中していたと思う。最初の試合取りこぼしてしまったのもあるんで、徐々に取り戻せたらいい」

●FW永井雄一郎
「(得点できて)よかった。闘莉王が触るだけでいいボールを出してくれた。先制点を取ることが非常に大事だった。取られたら苦しくなっていた」
―後半からの出場だったが?
「できれば最初から出たかったけど。チャンスがあれば点取りたいと思っていた。運動量増やして流れ作れる存在になれればと思っていた。途中から出れば何かやれればという気持ち持っていた。(監督からは)100パーセント信頼されている。ピッチに立ったら100パーセント出さないといけない」
―2点目に関しては?
「走っといて良かった。GKが前に出てきてくれたのでボクにとってはやりやすかった(かわしやすかった)」

●MF田中マルクス闘莉王
「素直にうれしい。(ポジションは)トップ下的なところだった。(高原らと)絡むような要求をされていた。次はどこで出るか楽しみ。そろそろDFに戻るでしょう」
―先制アシストについては?
「相手は4バックなので外が空くと思っていた。(鈴木)啓太とも話していた。(鈴木が)本当にいいボールをくれた」
―苦しい試合だったが?
「状態的にはアントラーズの方が上だった。気持ちが大事だった。(連勝を)ストップさせるというみんなの気持ちが1つになったと思う。ここで連勝ストップさせたことは後に響くと思う」


<鹿島>
●FW田代有三
「いつも通りにやっていたし、得点が入るチャンスも何回もあったけど、最後に体を張って止められる場面もあって、こういう試合があるのもしょうがないのかなと。相手以上の気持ちを持ってやろうと話していたし、気持ちで負けたとは思わない。ただ、今日は相手が1つ上だったのかなと思う」
―連戦の疲労は?
「ないと言ったら嘘になるけど、それは言い訳にならない。疲労で負けたのではなく、チャンスをものにできなかったから負けた。連敗は絶対にできない」
―引いた相手に対して攻撃の狙いは?
「3バックの裏のスペースが空いていたし、相手が引けば今度はボランチのサイドのスペースが空いていた。いい形のシュートもあったし、セカンドボールも拾っていた。ただサイドをギリギリまでえぐるような場面があまりなかったし、もうひと工夫できればもっとチャンスになったと思う」

●MF本山雅志
「前半から僕を含めて決定的な場面があったのに決め切れなかったことが苦しくなった要因。それでもボールを回せていたけど、残念ですね、すごく。でもレッズも強いチーム。負けることを想像していたわけじゃないけど、あり得ることなんで。来週までに立て直して、しっかり勝ちたい」
―ケガ人の影響もあった?
「シーズンを重ねると増えてくるものだし、タク(野沢)の分までと思っていたけど…。任された人がしっかりやって、勝っていくしかない」
―連勝が止まったが?
「残念ですけど、また(連勝記録をつくる)チャンスはあるんで。まだ試合はいっぱい残っているんで、そこでまた勝っていけるようにしたい」

●MF青木剛
「結果がすべて。いくらいい内容でも勝てなければ意味がない。いいところまでいっていたし、いいサッカーもできていたけど、最後のところで相手も体を張っていたし、そこで決めるか決めないか。いいサッカーをしていたと思うけど、勝たないと意味はないし、本当に悔しいです」

●DF岩政大樹
「守備はどんなやり方をしても盲点がある。(1失点目は)その盲点をうまく突かれた崩され方だった。あそこ(DFラインの裏)に出されてもみんなで戻ってスライディングをすればなんとかなったのかなとか思う。オフサイドに見えても追わなくてはいけないシーンだった。レッズ戦はセットプレーからチャンスをつくることが多いし、狙っていたけど、自分の力不足で決め切れない実情もある」
―連勝が止まったが?
「得てしてこういう相手に連勝は止まるもの。レッズに止められたのはすごく悔しい。でも勝ち点ではまだうちが上にいるし、レッズもこれからノッてくると思うけど、うちも切り替えて次のガンバ戦に勝てば、この2試合で勝ち点3になるし、2引き分けの勝ち点2よりいい。次勝てば、今日の負けも打ち消せると思っている」
―ケガ人の影響は?
「メンバーがちょっと変わって、大きな問題はないけど、今までのメンバーほどオートマチックにはならない部分もある。これからも変わっていくことはあるだろうけど、中3日で対応するのはきつかった。この後は1週間空くので、しっかり修正したい」

●DF伊野波雅彦
「前半は簡単に(クロスを)入れすぎたので、後半はもう少しつなぐようにした。点は入らなかったけど、チャンスはつくれていた。アツ(内田)と野沢さんがいないから負けたと言われるのは、代わりに入った選手には一番つらい言葉。内容はよかったと思うし、次は勝てると思う。自分の課題も出たし、与えられた場所でチームに貢献できるように、ミスも少しでもなくしていきたい」

●GK曽ヶ端準
「ボールも支配していたし、チャンスもつくった。そこで決めないといけないし、そういうときに後ろもしっかりつぶしていかないと、こういう流れになる。1つの結果。切り替えていかないといけない。負けたことを切り替えるのは難しいけど、次の試合までに時間もあるし、引きずってもしょうがない」

(取材・文 吉田太郎、西山紘平)

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