[4・19 J1第7節　横浜FM 1-1 清水 日産ス]

　前節まで3位の横浜FMと16位の清水との一戦は後半1分、FW西澤明訓のゴールで清水が先制。だが、横浜FMは後半40分にDF中澤佑二が同点ゴールを決め、1-1で引き分けた。以下試合後選手コメント

[横浜FM]
●DF中澤佑二
「兵藤が何回か惜しいチャンスつくっていたけど決めることができなかった。前半は決め切れなくて、非常にイヤな流れになった。(自分の)ゴールはみんなが点取るために協力してくれた。みんなのゴール」
―今季初ゴールだったが?
「(感想は)特にないです。点を取れたことはよかったけれど、なかなかライン押し上げられなかったし、今日のゲームはよかったとは言えない」
―ホーム無敗を守ったが?
「今の段階で決め付けてやっていくものではない。1年通して負けてないということが出ればいいけど」

●MF兵藤慎剛
「失点はあの時間帯でやられたらいけない。前半の部分で先取点取れていればいい展開になったはず」
―中盤での役割は?
「松田さんがしっかりDFしてくれるので(相手が)引いてきたら上がること。守備になったら運動量が持ち味なんでつぶす役割があった」

●MF山瀬功治
―1-1の引き分けに終わったが?
「2列目3列目の選手が前線の選手に絡んでいく動きが必要。やっていかないといけないと思う」
―ホームで好調だが?
「チームとして好調だとか、ホームで負けていないとか目を向けられるけれども、これまでの結果関係なく臨んでいきたい」

[清水]
●DF高木和道
「(初の代表候補選出)試合後に監督からおめでとうと言われて知った。何のこと言っているのかわからなかった。ビックリです。まさかという感じ。せっかくのチャンス。世代別の代表に選ばれていない選手が頑張ることで子供たちも喜んでくれると思う。頑張る」

●GK西部洋平
「失点もセットプレーだったし、内容も最近に比べてよかった。悲観することはない。内容はよくなっている。後半ラインキープできたし、前もDFしてくれた。全体のバランスも運動量も格段によくなっている」
―課題はどのような点か?
「マイボールにした後のミスが多かった。これを直せば」

●FW西澤明訓
「3試合チームが勝っていなかったし、何とかしたかった。みんな気持ち出して次につながる試合できたと思う」
―同点ゴールについては?
「(藤本)淳吾がいボール蹴ってくれた。風が強くて失速したけどうまく合わせられた。リーグ戦(のゴールは)何年ぶりだろう。それはとりあえずうれしいですけど、もっと点とって上にあがっていければいい」
―惜しい引き分けだったが?
「我慢して戦うことはある程度できたと思う。(今日が)重要な試合だということは分かっていた。勝ち点取れて次につながったと思う」

●DF青山直晃
「逃げ切るつもりだったけど逃げ切れなかった。(ただ)押し込まれても失点しなかった。これは次につながると思う」

(取材・文　吉田太郎)