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千葉vs磐田 試合後監督会見要旨

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[4.26 J1第8節 千葉1-2磐田 フクアリ]
 ジェフユナイテッド千葉はホームでジュビロ磐田と対戦。MF谷澤達也(23)の移籍後初ゴールで先制したが、磐田FWジウシーニョ(24)に2得点を奪われ、1-2で逆転負けを喫し、開幕から8試合勝利なしとなった。
以下、試合後の監督会見要旨

●内山篤監督(磐田)
「ここ何試合か、なかなか勝利できていなかったが、選手が一丸となって勝ち点3を取りにいくんだという気持ちが90分間動きが止まらず、戦えたことにつながった。先制点を取られて、今まではそこで下を向いていたが、ミーティングを含めてそこでダウンせず、はね返そうと話していた。そういう意味で前半終了間際の同点ゴールは大きかった。カウンターで3点目を取りたかったが、意図的なサイド攻撃ができていた。次につながる勝利にしたい」

―千葉が3-5-2で来たのはやりやすかったか?
「ある程度予想はしていた。マンマークで来るのではないかと。2トップが同じ動きをしたり、西が下がりすぎるところがあってハーフタイムに修正したが、全体的にはよく動いていたと思う」

●ヨジップ・クゼ監督(千葉)
「ホームでまた負けて、勝ち点が取れずに非常に残念。選手に関しては批判するつもりはない。一人一人が全力を出して、戦う気持ちでやってくれた。問題は前半最後の5分で集中力が切れて点を取られたこと。今日は2点ともセンタリングから決められた。そこにエディー(ボスナー)がいたら、また違ったと思う。今日のFW2人もよくやってくれたが、巻がいればもっとPA内で危険なプレーができたと思う。マリノス戦に向けて分析して、前を向いていくしかない。具体的にチームをつくり上げたい」

―先制して2点目を取りにいく姿勢が足りないのでは?
「1-0とリードしたとき、ラインが深くならないようにとベンチからも指示したが、選手が守りに入ったのかなと思う。ハーフタイムには耐えてチャンスがあればどんどん攻撃しようと話した」

―失点は組織の問題か、個の問題か?
「今までセンタリングからは1失点だったのに、今日は2点取られた。今日に関して言えば、エディーがいなかったのが痛かった。PA内が非常に弱い。PA内で競り負けた」

―具体的にチームをつくり上げるとは?
「まずディフェンスの強化。エディーも戻ってきて、もう一度オーガナイズする。マリノス戦に向けてはディフェンスを強化してカウンターを狙っていきたい」

(取材・文 西山紘平)

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