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F東京vs大分 試合後監督会見要旨

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[4.29 J1第9節 F東京 1-0 大分 味スタ]

■大分・シャムスカ監督
「前節いい結果が出ていたので、波に乗りたかった。連勝したかった。しかし相手が強く、うまくいかなかったが、チームとしは当然勝ちをのぞんでいた。
効果的な試合内容ではなかった。前線でキープもできず、中盤のボール回しも効果的なものがなかった。これまでやってきていたレベルからは遠いものだった。
あと失点はセットプレーから。DFはいい面を見せているが、セットプレーの守備が機能しなかった。それが勝敗を分けた」

Qウェズレイ、高松の負傷について
「システムは3-5-2で変わらない。金崎が引いて受けるから1トップのように見えるかもしれないが。けが人がいてシステム上も難しい状況だが、これまで乗り越えてきたように、その時点で一番いい選手でやりくりしていきたい。今日はリードされてから、やりたかったカウンターを逆にやられた。やはりリードされるとそうなってしまう」

Qドリブルで突破される場面が多かった
「FC東京は個人技が高い。それに対して準備してきたつもりだが、相手は素晴らしかった。」

Qエジミウソン交代について
「足に違和感があったということで、やりたいプレーができなくなったから代えた。最悪の事態になる前に自分から言ってきた」

Q途中交代の前田について
「前田には指示というより、自由な発想でやらせた。右にいればカットインから攻め込める。クリエイティブな部分で状況を打開してほしかったのだが…」

■F東京・城福監督
「大分の守備には粘りがある。点が入らないだろうということは最初からわかっていた。
前半は相手を走らせるために中盤をワイドにしたが、逆に選手間の距離が開いてしまった。守備は破綻していなかったが、効果的なプレスにはいけなかった。
後半はその点を修正して、もうひとつ、トップがボールを落としたときにフォローできる位置に走りこむよう指示したが、数回しかそういったシーンを作れなかった。
これは課題となる一方で、0点で完封したことは収穫。今後も集中した守備は続けていきたい」

Q赤嶺のゴールについて
「あのゴールは簡単じゃなかった。瞬間的に反応して、ボールをジャストミートしてくれた。
しかし、赤嶺もカボレもそうだが、マイボールに切り替わったとき、守備から攻撃になったときにもっともスペースが生まれる。そこを活かせなかったり、またパスミスで好機を潰していたのは、2人の課題でもあるし、チームとして今後修正していくべきものでもある」

(取材・文/伊藤亮)

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