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川崎Fvs鹿島 試合後監督、選手コメント

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[5・3 J1第10節 川崎F 3-2 鹿島 等々力]

 川崎フロンターレ対鹿島アントラーズの一戦は1-2とリードされた川崎Fが後半11分にFW鄭大世のゴールで同点。さらに12分にはMF中村憲剛が決勝ゴールを決め3-2で逆転勝ちした。以下、試合後の監督、選手コメント

<川崎F>
●高畠勉監督
「90分間うちらしいサッカーをしてくれた。勝てたことは満足している。このようなフロンターレらしいサッカーをして勝てていければいい」
―2失点したが?
「1点目は課題のセカンドボールのところ。エアポケットのようになってしまった。これはちょっとした注意ができれば修正できる。2点目に関しては攻めている時のリスク管理ができていなかった」
―“うちらしい”どの点が良かったのか?
「堅守から速攻、遅攻を使い分ける。これをやっているところ。そして得点するところがうちらしいサッカーできている」

●MF山岸智
「今日くらいみんな集中してサッカーできればどことやっても負けない。自信ついてきた」
―移籍後、結果が出なかったが?
「(移籍後は)難しいと思っていました。ジェフでは走れば(パスを)出してもらうというのがあった。でも(川崎Fでは)自分を見てもらうところから始めないといけない。厳しさを感じました。自分のできるところを信じてやった。自分は攻めだけでなく守りの方も求められる。ここで貢献できたのはよかった」

●MF中村憲剛
「セカンドボールとカウンターから失点して、もったいない失点だった。1点差だったら逆転できると思っていた。逆転できてよかった」
―同点ゴールにつながる好パスもあったが?
「カウンターだったと思うが、ヤマ(山岸)が長いランニングしていた。ゴールに結び付けていい形だった」
―前半苦戦したが?
「アントラーズの攻守の切り替えが早かった。後半はうちの方が切り替えが早かった」
―ヘディングでのゴールだったが?
「年に1回だと思います。ヤマが持ったときに何があってもいいようにファーに流れた。そうしたらいいボールがいた」

<鹿島>
●オズワルド・オリヴェイラ監督
「得点はどちらかのミスから生まれるもの。今日に関しては我々の方がミスが多かった。ミスが起こるのは意識の部分。謙虚に受け止めて取り組んでいきたいと思う」

●MF青木剛
「次はACLがあるし、戦い方も変わってくる。得失点差もかかってくる。切り替えていく」
―得点シーンは?
「上がったときのプレーを得点に結び付けたいと思っていた。チームの勝ちにつなげられずに残念。打たないと得点取れないし、打てば何かが起こる。チャンスがあれば狙っていきたい」

●FW興梠慎三
「ぜんぜん今日はダメです。全体的にダメ。ボールに触れずシュートも打てなかった」
―前半21分に急遽投入だったが?
「ああいうことはあるかもしれない。準備しておく」
―勝ち星から遠ざかっているが?
「ACLは次は絶対に勝てる相手。勝たないといけない」

●DF岩政大樹
「前半からそんなにいいと思わなかった。失点の仕方は前の試合もそうだけどあまり良くない。くだらない失点重ねた。後半とにかくゴール前で辛抱しようと思ったけど、逆転されるのが早かった。中盤支配されてボールつながらず、相手のボランチにボールを持たれてセカンドボールも拾ってもらえなかった。難しかったです」
―前半はペースを握っていたが?
「セットプレーからのカウンター。失点しないまでも同じやられ方をしている。情けないというか注意しないといけない」
―修正点は?
「サッカーというのはセカンドボールから展開される。セカンドボールが拾えれば変わる。修正点はたくさんあると思うけど、セカンドボールをまず修正すること」

(取材・文 吉田太郎)

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