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F東京vs名古屋 試合後の選手コメント

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[5.6 J1第11節 F東京0-1名古屋 味スタ]

 名古屋グランパスが前半17分のFW杉本恵太(25)の先制点を守り切り、FC東京を1-0で下した。名古屋は連敗を3で止め、順位も2位に浮上。F東京の連勝は2で止まった。
以下、試合後の選手コメント

<名古屋>
●GK楢崎正剛
「連敗していたし、前節のガンバ戦も悔しかったし、何が何でも勝ちたかった」
―カボレを倒してPKを取られた場面は?
「タイミング的には間違いなくPKの感じだった。一応抗議はしたけど、(PKを)止めることに集中していた。あまりパニックにはなってなかった。相手の方が追い込まれていたんじゃないかな」

●DFバヤリッツァ
「監督の言うことを忠実にプレーで実現することを頭に入れている」
―右サイドバックからオーバーラップも見せたが、攻撃は好き?
「もちろん選手はみんな攻撃的なポジションが好き。私は自分のポジションはDFだと思っているが、前にスペースがあれば上がっていく」

●DF増川隆洋
「いい勝ち方でよかった。F東京はロングボールを入れてくるイメージがあった。2トップの身体能力は高いし、最初のところをしっかり競りにいこうと思っていた」
―2試合ぶりの先発だったが?
「びっくりした。でもいつでもいくつもりでいるし、いい入り方ができた」
―3連敗中だったが?
「負けているときは試合の入り方が悪かった。原点に返って、前から(プレスに)いって体を張ろうと、みんなで話していた」
―終盤はピンチもあったが?
「うちのGK(楢崎)は日本一のGKです。どんな形でも勝つことが一番大事。それができたのはよかった。個人的にも今日チャンスをもらって、うまく生かせたと思う」

●DF吉田麻也
「PKを取られた場面は僕が前につり出されて裏を突かれた。ナラさん(楢崎)に感謝している。PKは止めてくれると思っていた。オーラじゃないですか。しっかり守れていたし、ガンバと比べると(F東京は)攻撃が単調で守りやすかった」

●DF竹内彬
―ベンチスタートだったが?
「割りきってやりました。自分にできるのは盛り上げることと、入ったらがんばること。悔しいけど、出たときにその力を出そうと。勝ってよかった。途中から守備固めで入って失点したらどうしようもない」

●FW杉本恵太
―4-2-3-1の右サイドという感じだったが?
「勝てたことがうれしい。今日はサイドからという感じだったけど、攻撃になったらどんどん中に入ろうと思っていた。それが小川からのいいスルーパスにつながって、点が入ったと思う」
―ゴールの場面は?
「逆サイドにボールがあって、僕も絞って中に入ろうとしたら、いいタイミングでボールが来た。ヨンセンの1トップで、後ろの3人がローテーションしながら動いていこうと話していた。自分たちのやろうとしているサッカーができたと思う」


●FW近藤祐介
―PKは真ん中に蹴ったが?
「失敗しました。やっちゃいました…。真ん中に蹴って入れる自信があった。(外れるなら)小細工して外すより思い切って外そうと。他の場面のキックはうまくいってたんだけど…」

●MF羽生直剛
「監督含めて期待してピッチに送り込んでくれた人たちに申し訳ない。ピッチで役割をまっとうできなかったのが残念。コンディションはいいとは言えなかった。90分出るつもりはなかったし、そういう状態だったので、いいリズムの前半にするのが個人的な目標だったけど、0-1で後半になったのは責任を感じる。比較的若いチームに借りをつくってしまったかな」
―名古屋の印象は?
「組織立っていて、やることがはっきりしているなと。無理に追加点を取りにいかないで、勝ち点3を狙っていた。手堅く勝ち点3を取ったなという印象」
―近藤のPK失敗もあったが?
「(昨年のアジア杯で羽生がPKを失敗していたため)“羽生さんの気持ちが分かった”と言われましたけど。でもあそこで自分からやるって言って、あそこに立ったことが評価されるべき。結果どうこうじゃない」

●MF栗澤僚一
「試合前のミーティングでも冷静にプレーして、その中でも厳しくいこうと話していたのに、そこができなかった。今日は今日で勉強になったし、連敗しないことが大事。試合に臨む中で個人個人が責任感を持ってやらないと」

(取材・文 西山紘平)

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