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浦和vs東京V 試合後選手コメント

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[7.17 J1第17節 浦和3-2東京V 埼玉]

 浦和レッズはMF田中マルクス闘莉王のプロ初のハットトリックで東京ヴェルディに3-2で競り勝ち、2節ぶりに首位に返り咲いた。
以下、試合後の選手コメント

<浦和>
●FW田中達也
「いろいろ反省点はあるけど、勝てたのはうれしい。失点したけど、ひっくり返すことができた。細かくつないで簡単にシンプルに、というのを意識していた。コンパクトにできたと思う」

●FW高原直泰
「(田中)達也と2人で動いて攻撃の流れとか前線のプレッシングとか話し合っていた。(0-2で敗れた)大分戦に比べれば全体としてはいい。でもどうしてもセットプレーからしか点が取れない。もっといい形でゴールまでつなげられるようにしないと。チーム全体としてハードワークしないといけない」

●MF田中マルクス闘莉王
「また苦しい展開になったけど、前半で追いつけたことがよかったと思う。(失点シーンは)簡単にやられた気がするけど、何より勝つことが大事。得点より勝利が必要だった。最後の最後で頑張れた。勝つことの大事さをあらためて感じた」
―ハットトリックは?
「初めてだと思う。27歳になっていろんな初体験をしている。FWだったり、トップ下だったり。自分の人生で初めてのことにチャレンジしているこの時期なんで。全力を尽くしてやることを心に決めてやっている。いい方に転がったり、悪い方に転がったりしているけど、勉強しているところ」
―トップ下で先発したが?
「なかなか慣れないところもあるけど、とりあえず走り回って、(田中)達也の近くでプレーしようと思った。チームのために走ろうと。何分持つか分からなかったけど、必死に(ボールを)追った。ひとつのボールに食らいつこうと」
―PKは久しぶり?
「札幌で外して以来。みんなヒヤヒヤしたと思う。あそこで蹴る勇気がオレにもあったんだな。ドキドキしていた」
―遠藤のPKをマネした?
「最近練習しているけど、ここで言うとバレるので」
―3点目は難しい角度だったが?
「とにかく枠に持っていこうと。どこかに当たって入った。よく分からなかったけど、入ってよかった」

●DF阿部勇樹
―フッキ対策は?
「ひとりじゃ止められないし、みんなで止めないとダメ。早い時間に自分がファウルしてしまって(PKを与えた)。でも闘莉王が点を取ってくれて助けてくれた」
―CKを蹴ったのは?2アシストだったが?
「蹴る人がいないので。自分のミスから試合を難しくしたので、なんとか取り返さなきゃいけないと思っていた。警告ももらって次は出られないし、このゲームに勝つことしか考えていなかった」

●DF細貝萌
「前回、試合に出られなかったのでチームに勢いを付けたいなと思っていた。ガツガツ行こうと。突破されたシーンはファウルでも止めないといけないと思っていた。警告をもらったシーンは無駄なファウルだったけど、試合を通して勢いを与えるためにはファウルでもいいと思っていた」

<東京V>
那須大亮
「1点目は自分のミス。セットプレーからの失点は修正できるし、悲観的になる必要はない。反省するところを反省して次につなげたい」

●DF服部年宏
「3失点したけど改善できる失点だと思う。もう少し前から積極的に行きたかったけど、なかなかフィニッシュまで行けなかった。攻撃に厚みがない」
―平本、大黒の2トップになってから良い面も出たが?
「動き出しが多いし、動き直しがある。出し手としてはパスコースが増える。2人(大黒と平本)のコンビネーションが良くなればもっとチャンスをつくれると思う」

(取材・文 西山紘平)

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