[7・26 J1第19節　川崎F 1-1 名古屋 等々力]

　6位の川崎フロンターレと3位の名古屋グランパスとの一戦は前半12分に名古屋がMFマギヌンのゴールで先制。だが、川崎Fは後半7分、MFヴィトール・ジュニオールのゴールで追いつき、1-1で引き分けた。以下試合後選手コメント

<川崎F>
●MFヴィトール・ジュニオール
「点取って普通にうれしかった。でも勝てなかったことはがっかり。フロンターレで勝つことが自分の仕事。勝ちたかった」
―ジュニーニョとのコンビは良かったが?
「ジュニーニョ選手はすごくすばらしい。やりやすいし、これからもっといいプレーをしていきたい」
―チームからの指示は?
「指示は守備の時はボランチのサポートをして、攻撃の時は自由に、と指示されていた」
―日本サッカーへの適応については?
「日本のサッカーは自分にぴったりだと思う。いいリズムでプレーできるフロンターレはやりやすい。チームも自分ももっとよくなっていくと思う」

●DF井川祐輔
「(早い時間帯の失点について)油断があるわけではない。ちょっといたところで入ってしまう。どうにかしないといけない」

<名古屋>
●MF中村直志
「暑い中の試合だった。自陣のスペースを埋めようと思った。決めきれずに残念だったけど、勝ち点1取れたのはいい結果だと思う」
―これまで川崎Fとの相性は良くなかったが?
「フロンターレは強いチーム。勝つことは簡単ではない。勝てなかったのは残念だけど、勝ち点取れてよかった。今日の反省点をしっかり反省したい」

●MFマギヌン
「うれしかったけど、(フロンターレの)サポーターの前で喜びのポーズはできなかった。フロンターレ相手ということで意識はしたけれど、これは仕事なので(別です)。しょうがない」
―引き分けてしまったが?
「後半10分まで取られなければ絶対大丈夫と言われていた。その通りにならなくて残念」
―ゴールの場面、トラップすることは考えなかった?
「打つことしか考えていなかった」

●MF小川佳純
「難しい試合になるのは分かっていた。リードしてハーフタイムを迎えられたのだけど、失点してしまった。ジュビロ戦でできていなかったことを改善していかないといけない」
―試合終盤は打ち合いだったが?
「フロンターレは攻撃的なチームなので、撃ち合いになる。でもゼロに抑えれば勝てた試合」
―今日は岡田監督が来ていたが?日本代表候補合宿も控えるが?
「今日はいつも通りのプレーをして、自分の持ち味である運動量を出して、いつもと変わらないプレーをしたいと思っていた。(合宿は)しっかりアピールしたい」

(文　吉田太郎)