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清水が2-1で逃げ切り準決勝へ(清水vs鹿島 試合記録&コメント)

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【ナビスコ杯準々決勝】(日本平)
清水2-1(前半1-0)鹿島
※2試合合計2-1で清水が準決勝進出

<得点者>
[清]岩下敬輔(16分)、兵働昭弘(48分)
[鹿]マルキーニョス(57分)

<警告>
[清]青山直晃(37分)、兵働昭弘(63分)
[鹿]中後雅喜(26分)、青木剛(62分)、中田浩二(85分)

<出場メンバー>
[清水エスパルス]
GK
西部洋平
DF
市川大祐
青山直晃
高木和道
岩下敬輔
→山西尊裕(77分)
MF
マルコス・パウロ
伊東輝悦
兵働昭弘
枝村匠馬
FW
マルコス・アウレリオ
→原一樹(61分)
西澤明訓

[鹿島アントラーズ]
GK
曽ヶ端準
DF
中後雅喜
→増田誓志(76分)
岩政大樹
中田浩二
新井場徹
MF
青木剛
小笠原満男
本山雅志
→興梠慎三(72分)
野沢拓也
→ダニーロ(52分)
FW
マルキーニョス
マルシーニョ

以下、清水、鹿島公式サイトより監督、選手コメント

<清水>
●長谷川健太監督
「前回の試合で、リーグ戦首位を走るチームに15位のチームがアウェーで(守り抜いて)引き分けた結果に対して、鹿島がホームで勝てなかったことは悔しかったと思う。ただ、ここで勝たなければ第1戦がまったく無意味な戦いになってしまうので、そういう意味では選手たちに自分たちの戦いを最後まで貫き通せと話して、本当に素晴らしいプレーをしてくれた。
 リーグ戦でなかなか思うような結果が出ていなくて、カップ戦では自分たちの力で優勝するチャンスがあるので、選手たちもより燃えると思っている。ナビスコカップのタイトルを獲りたいと大会前から宣言していた。有言実行となるように、次のラウンドに進める喜びを準決勝でまた爆発させて、チーム一丸となって戦っていきたい」

●MF兵働昭弘
「勝って非常に嬉しい。ホームなので積極的に攻撃しようと皆で話していた。勝てば準決勝に行けるという状況で、先に失点すると(アウェーゴールの規定により)2点を取らなければならなくなるので、第1戦の時よりも攻撃的にいくつもりだった。
 前半に1点取れて戦いやすくなったし、次の1点が大事になると思っていたところで、後半の早い段階で自分のシュートが追加点になったことはよかった。エダ(枝村)が相手を引き付けたことで前が空いたので打った。鳥肌が立つくらい嬉しかった。
 (藤本)淳吾がプレーしたくてもできない状況にいるのは自分も経験しているし、淳吾の分も頑張ろうと皆が一つになった。こういう気持ちが勝利に導いてくれたと思う」

●DF岩下敬輔
「鹿島を倒してタイトルを目指そうと話していたので、今日の勝利は本当に嬉しい。第1戦が0-0だったので先制点が大事だった。セットプレーではみんなにチャンスがあると思っていて、いい形でボールが上がってニアで(高木)和道くんが触ってくれたので、ゴールを決めることができてよかった。
 先制点で余裕が生まれたので、残りの時間の戦い方も高い意識を持ってやることができた。サイドバックは運動量が多く、イチさん(市川)のようにはできないが、頑張った。今日、鹿島には高さのある選手が前線にいなくて、速いボールが入ってくると思っていたので、クロス対応やマルキーニョスの足元を注意しながらプレーできた。鹿島に勝てたことは自信になる。次の試合、リーグで調子のいい大分にどれだけやれるか、しっかり戦ってきたい」

<鹿島>
●奥野僚右コーチ
「今日の試合についてはまだ整理がついていない。清水は組織的ないい試合ができていたが、こちらはちょっと組織的な部分でのプレーが出せなかったという印象。プレス、球際の厳しさに対してこちらが後手にまわってしまった。盛り返すチャンスもあったが、前半はずっと清水にペースを握られたまま終了してしまい、ああいう試合の流れから(後半)2失点目を喫した。
 2失点を喫しても諦めずに選手たちはがんばってくれたが、最後に力つきてしまった。マルシーニョはここ数試合出ていてフィットしてきていたので、相手のDFの機動力を崩す役割で選んだ。細かな連携は良くなってきている。今日は最後までよくがんばってくれたと思う」

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