【ナビスコ杯準々決勝】(瑞穂陸)
名古屋1-0(前半0-0)千葉
※2試合合計2-0で名古屋が準決勝進出

<得点者>
[名]増川隆洋(60分)

<警告>
[名]巻佑樹(83分)
[千]谷澤達也(31分)、中島浩司(85分)

<出場メンバー>
[名古屋グランパス]
GK
楢崎正剛
DF
竹内彬
バヤリッツァ
→三木隆司(49分)
増川隆洋
阿部翔平
MF
小川佳純
中村直志
→米山篤志(65分)
吉村圭司
マギヌン
FW
玉田圭司
ヨンセン
→巻佑樹(76分)

[ジェフユナイテッド千葉]
GK
岡本昌弘
DF
坂本將貴
池田昇平
斎藤大輔
→中島浩司(72分)
ボスナー
青木良太
MF
工藤浩平
下村東美
谷澤達也
FW
新居辰基
→苔口卓也(63分)
巻誠一郎
→松本憲(77分)

以下、名古屋、千葉公式サイトより監督、選手コメント

<名古屋>
●ストイコビッチ監督
「今日は勝ちに値するゲームだった。後半に選手が決定力を見せ、ゴールを決めてくれた」
―バヤリッツァ選手の交代の理由は?
「戦術的な理由で、三木にもプレーする機会を与えたいと思い、交代させた。三木は長い間試合に出場していなかったため、今の彼の感覚を知りたいと思っていたが、しっかりと良いプレーを見せてくれた」
―そろそろ玉田選手にもゴールという結果が欲しいと思うが?
「それは玉田に対してだけでなく、他の選手にもまだまだ良くなってほしいと思っている。それだけのクオリティーを持つ選手たちです。今日の玉田のプレーに関しては前半と後半で2つの面があった。そして後半の方が良いプレーをしていたと思う。彼には常にシンプルで早いプレーを求めている。そして重要なことは玉田はスピードがあり、ボールをためることもできる、グランパスにとって重要な選手です。もちろん監督として彼のゴールも期待しているし、今よりもっと良くなると思う」

<千葉>
●アレックス・ミラー監督
「準々決勝敗退が決まってしまった。うちのチームは勝つためにしっかりとできなかったことがあったし、グランパスもあまりいいとはいえなかった。その点は両チームのGKがどれだけセーブしたのかを見ていただければわかると思う。あまりセーブするような場面はなかったですよね。ゲーム内容はいいものではなかった。
　うちは、ニアポストに当たってゴールを入れられてしまった。逆にうちも1、2回チャンスを作った。また、坂本が何本かいいクロスをゴール前に入れたが、ほかの選手がペナルティエリアに走り込むことができていなかった。ゴールを取るための脅威的な動きができていないのがいまのうちの問題なのかもしれない」

●FW巻誠一郎
「1-0以上で勝たなければ準決勝に進出できないという状況だったので、攻撃面ではもっとアグレッシブにいきたかった。リスクを冒しても攻撃に厚みを持たせたかったが、そこがうまくできなかった。守備としてはある程度できていたが、点が取れないと…。ナビスコカップは終わってしまったが、すぐにリーグ戦があるので、気持ちを切り替えて、そちらでしっかりと勝ち点を奪いたい」

●DF青木良太
「守備は頑張っていたが、今日は点を取らないと勝てない状況だっただけに、攻撃面での修正が必要。自分もチャンスがあったが、うまくゴールを狙えず反省です。僕やサカさんがもっと上がっていければよかったが、相手もうまくできなかった。前半はプレッシャーをかけてそこまでやられる場面もなかったが、後半に関しては、全体的に下がってしまい、守備としても反省点がある試合だった」