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[大学サッカー]流経、国士、筑波、中央大が全国進出!:関東最終節

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 第82回関東大学サッカー1部リーグは22日と23日に最終節を行い、全日本大学サッカー選手権(12月20日開幕、国立ほか)に出場する4チームが出そろった。

 前節21節終了時点で優勝の流通経済大と2位・国士舘大のインカレ出場が決定。残り2枠を懸けて、勝ち点32の3位・筑波大と4位・法政大、勝ち点30の5位・中央大と6位・明治大、同29の7位・専修大が争った。
 勝てば自力での全国進出が決まる3位・筑波大は22日に昨年度日本一の早稲田大と対戦。清水加入内定のFW木島悠(4年=滝川二高)のゴールで先制した筑波大は2度のリードをいずれも追いつかれたが、2-2で迎えた後半25分、MF小澤司(2年=桐蔭学園高)のスルーパスに反応したFW西川優大(4年=浦和ユース)が左足で決め、勝ち越した。さらに木島がこの日3点目のゴールを決め4-2で勝利。3位で全国進出を決めた。

 筑波大と同じく勝てばインカレ出場が決まった法政大は、7位の専修大と対戦。前半は0-0で折り返したが後半にDF石井俊輔(4年=川崎F U-18)の先制ゴールなど専修大に大量5ゴールを奪われ、1-5で敗れた。代わって22日の時点で暫定4位に立ったのが前節まで6位の明治大。明治大は1-1の後半35分に途中出場のFW日野竜一(2年=国見高)が決勝ゴール。神奈川大に2-1で競り勝ち、全国への望みをつなぐ。
 だが、23日に前節まで5位だった中央大がFW新田圭(2年=桐光学園高)、MF永木亮太(2年=川崎F U-18)のゴールで駒澤大に2-0で勝利。この結果、勝ち点33で明治大と並んだ中央大が得失点差(4点差)でかわし、4位浮上。逆転での全国切符を獲得した。
 なお、流通経済大と国士舘大の一戦は、0-0のスコアレスドローに終わった。

【第22節】
早稲田大 2-4 筑波大
[早]中川翔平(27分)、野田明弘(31分=FK)
[筑]木島悠3(20分、30分=PK、84分)、西川優大(70分)

法政大 1-5 専修大
[法]深町伸太朗(82分)
[専]石井俊輔(49分)、高山薫2(52分、87分)、藤本修司(69分=FK)、神村奨(85分)

東京学芸大 1-4 順天堂大
[東]赤城雅史(57分)
[順]岡本達也(36分)、伊藤大介(41分)、金子拓也(46分)、福士徳文(76分)

神奈川大 1-2 明治大
[神]三平和司(51分)
[明]増田洋平(46分)、日野竜一(80分)

駒澤大 0-2 中央大
[中]新田圭(26分)、永木亮太(64分)

流通経済大 0-0 国士舘大

(文 吉田太郎)

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