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[選手権]右サイドの井上に注目(市立浦和vs滝川第二)

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[高校サッカー注目選手クローズアップ]

[1.2 第87回全国高校サッカー選手権大会2回戦 市立浦和(埼玉)0-0(PK4-5)滝川第二(兵庫) 埼玉]

 この日の滝川二(兵庫)は市立浦和(埼玉)を相手に苦戦。攻撃の連係面で精彩を欠いていた。
 そんなチームにあって、右サイドで個の力を発揮していたのがMF井上太志(3年)だ。同志社大学への進学が決まっている彼は、小気味良いドリブルと正確なクロスが持ち味。
 
 13分にはドリブルから、左サイドのFW川本駿(3年)へピンポイントのクロスを送り、川本がGKと1対1になる絶好機を迎えたが、シュートミス。
 16分のMF中西規真(2年)のバーを直撃したヘディングシュートも、井上の右クロスからだった。
 62分にはFKからの縦パスを、ボールに届かなかったがオーバヘッドで狙うアクロバティックなプレーも披露。

 身長162cmの小兵だが、彼が滝川二の攻撃のキーマンだった。3回戦の近畿大学和歌山(和歌山)戦では、右サイドの井上のプレーに注目を!

(取材・文 小林智明)

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