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U-22反町監督、強気の連勝宣言

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 北京五輪アジア最終予選サウジアラビア戦(8日、ダンマン)に臨むU-22日本代表は3日、事前合宿を張るドバイに入って練習を行った。スポーツニッポンによると反町康治監督(43)はアウエーでも引き分けを考えず、勝ち点3を奪うことを宣言。カタール戦(12日、国立)を含めた2試合の目標を2連勝での勝ち点6に設定したという。

 サウジアラビアとの対戦を前に、日本協会の川淵キャプテンから「最低でも引き分け」とゲキを飛ばされた反町監督だが、それ以上のハードルを自らに課した。ドバイに到着した同監督は「引き分けでいい試合なんてひとつもない。この2試合、勝つことだけを考えている」と宣言。ベトナムとの初戦(8月22日)で苦戦を強いられ、サウジアラビア戦の結果次第では、解任される危機にある同監督だが、連戦へ強い意気込みを示した模様だ。
 
 今回の遠征には22選手を招集。事前合宿ではベンチ入りの18枠を争うことになるが、反町監督は「サバイバルではなく、みんなで勝利を勝ち取る」と力を込めたという。U-22組とU-20組を融合させたチームワークを重視し、長距離移動を伴う過酷な連戦を一丸で乗り切る意向だ、と同紙は報じている。

(文 吉田太郎)

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