beacon

なでしこの姿勢が中国に論争巻き起こす

このエントリーをはてなブックマークに追加
 FIFA女子W杯中国2007で日本女子代表が見せた感謝の姿勢が、中国国内に論争を巻き起こしている。17日に行われたドイツとのグループステージ最終戦、日本は試合中に中国人観客から大ブーイングを受けたにもかかわらず、0-2で敗れて敗退が決まった試合後に「ARIGATO 謝謝 CHINA」と書かれた横断幕を広げ、深々とおじぎした。

 スポーツニッポンによると、この感謝の姿勢に対し、中国国内では「勇気に感動した。見習うべきだ」や「最大の敗者は日本選手でなく(マナーの悪い)観客だ」と日本を称賛する声と「過去の侵略を認めない日本の宣伝活動に感動するなど中国の恥だ」と反発する声が交錯。メディアも巻き込んだ論争に発展しているという。

(文 吉田太郎)

TOP