相性抜群のシューズが進化“高速ターン”でゴールを狙え!!

日本代表FW岡崎慎司を支えるシューズ『バサラ』が進化を遂げた。
最大の特長である“高速ターン”にさらに磨きをかけ、
ピッチ上を縦横無尽に駆け回る岡崎のプレーをサポートする。
今夏、イングランドのレスターへの移籍を決断したストライカーは、自らの能力を最大限に引き出す新相棒とともに、さらなる飛躍を誓う。

すべては“高速ターン”のために

岡崎×バサラ

 夢の舞台へと戦いの場を移した。日本代表FW岡崎慎司は今夏、2シーズンを過ごしたドイツのマインツから、イングランドのレスターへの移籍を決断する。2シーズン連続で2ケタ得点を記録していた岡崎は、紛れもなくマインツのエースだった。しかし、「僕はプレミアリーグでプレーすることが夢だったし、自分の中でのチャレンジ精神に火が付いた」(公式Facebookより)と安住の地を離れ、憧れのリーグに挑戦することを決意。飽くなき向上心を持つ日本代表ストライカーはすぐさまプレミアの水に馴染み、第2節ウエスト・ハム戦で移籍後初ゴールを挙げるだけでなく、その後も主力として好調を維持するチームをけん引している。そして、進化を続ける岡崎同様、愛用するシューズ『バサラ』も進化を遂げようとしていた――。

岡崎×バサラ

 14年に行われたブラジル大会前、岡崎は初代『バサラ』と巡り合う。「圧倒的な加速と高速ターン」というコンセプトが岡崎のプレースタイルと合致する『バサラ』は、アウトソールの中足部に斜めに溝を入れることでスパイクが想像以上にねじれ、圧倒的な加速を生みつつ、“高速ターン”を実現させた。そして、『バサラ』とともに迎えたブラジル大会。グループリーグ第3戦コロンビア戦の前半アディショナルタイム、FW本田圭佑のクロスに力強く走り込んだ岡崎は代名詞とも言えるダイビングヘッドでネットを揺らし、2大会連続でのゴールを記録するのだった。

『バサラ』のコンセプトに共感する岡崎は、自らの特長を存分に引き出してくれる機能性にも満足していたが、ミズノは『バサラ』最大の特長である“高速ターン”のさらなる進化に挑んだ。企画デザイン部の青井俊輔氏は、前モデルからの変化をこう語る。「岡崎選手の声を受けて改めて方向性を定め、もう一度パーツを見直していき、新しいシューズはシューズ全体が“高速ターン”を実現するためにと再設計しました。今まではソールをメインに“高速ターン”を実現しようとしていましたが、アッパーに新しい機能を2つ追加することで、より“高速ターン”に特化したシューズになったと思います」

衝撃の「デビュー戦」再び

岡崎×バサラ

 新機能の1つが、“高速ターン”時にシワが出やすい部分に採用された伸縮素材だ。“高速ターン”をした時、どれだけねじれても足に沿うようなフィット感を実現させ、より自然なねじれをサポートし、90分間力強く“高速ターン”をし続けることを可能にさせた。そして、スパイクと足をより一体化させる繊維を前モデルよりも面積を拡大させて採用。履き口周辺からかかとまでを覆うことで、“高速ターン”時に力が逃げがちなかかとの部分をがっちりとホールドし、より力強いターンを実現させた。さらにシューズ中敷きのグリップ性も向上させ、切れのあるプレーをサポート。想像以上のねじれを生み出す機能を含め、すべてが“高速ターン”を進化させるための機能となった。

岡崎×バサラ

 そして 15年10月8日に行われたシリア戦で、日本代表のユニフォームを身にまとった岡崎は新相棒『バサラ101』との初陣をついに迎える。先発出場を果たした岡崎は1トップの位置にポジションを取ると、縦横無尽に動き回って攻撃を活性化させる。そしてスコアレスのまま迎えた後半9分、後方から送られたパスに誰よりも早く反応。「相手は前から来ていたし、裏を取れるなと思った」と最終ラインの裏に走り込んで一気にPA内に進入すると、寄せてくる相手DFのファウルを誘ってPKを獲得し、先制点へとつなげた。さらに、同25分には左サイドからのグラウンダーのクロスを、今度は自らの右足でネットを揺らしてチーム2点目を記録。鋭いターンで相手DFとの駆け引きを制し、ゴール前でフリーになるという実に岡崎らしい動きから奪ったゴールだった。

 初代『バサラ』を初めて履いた試合(14年3月15日ブンデス第25節ホッフェンハイム戦)でも2ゴールを奪っていた岡崎は、またもや新相棒とのデビュー戦で点取り屋としての能力を遺憾なく発揮した。シリア戦での活躍は、『バサラ101』のメインカラーとなるブルーに込めた思いと合致していたことを青井氏が明かす。「イメージしたのは青天の霹靂で、青い穏やかな空にいきなり雷が突き刺さるようなイメージを持っています。まさにシリア戦で岡崎選手が見せたプレーが、我々のイメージと合致したと思います」。ミズノが誠心誠意を込めて生み出したスパイクへの思いに、岡崎が見事に応えた試合となった。進化を続ける岡崎と『バサラ』の新しい旅は、まだ始まったばかりだ。日本を代表するストライカーは今後も、「雷が突き刺さるような」プレーでチームのため、そして日本のためにゴールを奪い続ける。

岡崎慎司

PROFILE SHINJI OKAZAKI

(岡崎慎司)
1986年4月16日、兵庫県生まれ。滝川二高卒業後の05年に清水に加入。06年終盤に主力に定着し、08年には北京で開催された世界大会に出場した。同年、フル代表にも選出され、10年南アフリカ大会ではゴールを挙げ、ベスト16進出に貢献。11年にアジアカップを制したのち、ドイツのシュツットガルトに移籍して2年半を過ごし、13-14シーズンよりマインツへ完全移籍。同シーズンに15得点、14-15シーズンに12得点と2年連続2ケタ得点を記録し、押しも押されもせぬマインツのエースに成長。その間に行われた14年ブラジル大会でも得点を記録するなど、日本代表にとっても代えの利かない存在になった。15-16シーズンよりイングランドのレスターに移籍し、第2節ウエスト・ハム戦ではプレミア初ゴールを記録した。174cm、76kg

PRODUCTS

BASARA 101 このねじれが、瞬発ターンを生む

より強いねじれを生むD-フレックスグルーブとR-ファイバーコントロール、どれだけねじれてもフィットするダイナモーションフィット採用。フィットとサポートで瞬発力を限界まで引き出す。

D-Flex Groove

アウトソール中足部に配置した斜め方向の屈曲溝が、「高速ターン」時に足の自然な蹴り出しをサポート。 高速領域での運動操作性を高めます。

DYNAMOTION FIT

D-フレックスグルーブと連動したアッパーの伸縮素材が、高速ターン時の足へのフィット感を高めてストレスと低減する新機能。バサラ最大の特徴である「高速ターン」をさらに切れ味鋭くサポートします。

R-FIBER CONTROL

アッパー内部に過度な伸びを抑える繊維を搭載。ダッシュ時やターン時の横ブレを軽減し、キレのある動きをサポート。外甲側後足部までカバーすることで「高速ターン」時に足首周りのサポート性を高めています。

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協力 ミズノ株式会社