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韓国の浦項指揮官、ACLで対戦する浦和に“感謝”と“謝罪”「お詫びをさせていただきます」

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浦項は前節、浦和のホームで勝利を収めた

 浦和レッズは8日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第4節で、敵地での浦項スティーラーズ戦を迎える。7日の前日会見の様子をクラブ公式サイトが伝えた。

 会見の冒頭で謝罪したのが浦項のキム・ギドン監督だった。

「明日の試合についてお話しする前に、浦和レッズに対してありがとう、ということをお伝えしたいと同時に、あまりふさわしくない環境を彼らに提供してしまったことについてお詫びをさせていただきます」

 10月24日の第3節、両者は浦和のホーム・埼玉スタジアムで対戦。試合は2-0でアウェーの浦項が勝利したが、指揮官は「浦和レッズは素晴らしい環境を準備してくれました」との感謝を示し、「試合も素晴らしいものでしたが、トレーニンググラウンドや食べ物など、素晴らしい環境で試合に向けた準備をすることができました」と続けている。

 その環境と比べると、「今回、浦和レッズがトレーニングで利用している施設については余り状態がよくありません」と認めた。

「夏の暑さで芝生が負荷を負っており、我々の練習のピッチにも影響はありますが、浦和レッズのみなさんをこういった環境に置いてしまったことを非常に申し訳なく思っています」

 環境面においては謝罪。しかし、試合に関しては別物だ。4日にはカップ戦の決勝を行っており、「浦和も同様でお互いに疲労が残った状態であると思う」と語りつつ、「ただ、我々のホームで試合をする以上、疲れたなどと言ってはいられませんし、選手たちは素晴らしいパフォーマンスを披露してくれると思います」と意気込みを示した。
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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