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クラブ・アメリカ指揮官、敵将ジダンを称賛「サッキのような名将になる」

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クラブ・アメリカを率いるリカルド・ラ・ボルペ監督

 15日に行われるクラブW杯準決勝でレアル・マドリー(スペイン)と対戦するクラブ・アメリカ(メキシコ)のリカルド・ラ・ボルペ監督とキャプテンのMFルーベンス・サンブエサが前日会見に出席した。

 欧州王者との対戦に指揮官は「我々にとってはとても重要なチャレンジになる。レアルには歴史があり、世界中に知られているクラブだ」とレアルへの敬意を示しつつも、「我々にも武器があるし、クオリティーの高い選手がそろっている。ビッグクラブといっても小さなミスはあると思うので、そのチャンスを活かしたいね」と番狂わせを狙う。

 また、敵将のジネディーヌ・ジダン監督についても言及。今年1月にレアルの監督に就任したジダン監督は、チームを欧州王者に導くだけでなく、昨季からの公式戦無敗を「35」としてクラブ記録を樹立した。

「監督としても非常に良いデビューをしたね。プレーヤーのときの素晴らしいキャリアと同じように、監督としてのキャリアを積んでいる。同じ監督として、多種多様な戦略を持っていると思うし、(アリーゴ・)サッキ監督と同じような名将になるよ」

 80年代後半から90年代前半にヨーロッパを席巻したミランを率い、2度のチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)制覇を成し遂げた名将を引き合いに出し、敵将を称賛した。

(取材・文 折戸岳彦)

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