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京都が横浜FCを下して6連勝、勝ち点55に伸ばすと2位浮上

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[8.19 J2第29節 京都2-1横浜FC 西京極]

 4位京都サンガF.C.はホームで8位横浜FCと対戦し、2-1で勝利した。前半10分にFW宮吉拓実のゴールで先制すると、後半16分にはMF中村充孝が追加点。同29分に1点を返されるも逃げ切った。6連勝で勝ち点3を上乗せすると、この日の試合で勝ち点で並ぶ2位・東京Vと3位・湘南が引き分けたため、勝ち点55の単独2位へ浮上した。一方の横浜FCは4月27日の岐阜戦(2-0)以来、敵地では10戦負けなし(9勝1分)だったが、11試合ぶりの黒星を喫した。

 前半10分に早くも試合は動く。MF駒井善成からの縦パスにDF酒井隆介が左サイドへ抜け出し、クロスを入れる。ニアサイドのDFが足でクリアすると、こぼれがゴール前の宮吉の元へ。頭で叩き込み、京都が先制に成功した。その後も中村が果敢にミドルシュートを狙うなど、京都が押し込む。1-0で前半を折り返した。

 後半開始から横浜FCはFW三浦知良に代えて、MF高地系治を投入。右クロスを受けた高地が積極的にシュートを放つも枠を外れる。1点が遠い。後半15分にはMF野崎陽介に代わって、FW田原豊を投入した。しかし流れは変わらない。

 後半16分には京都が追加点。相手陣内ハーフウェーライン付近でボールを奪った宮吉が前線へスルーパス。PA右へ抜け出した中村がGKを前に冷静に右足シュートを決めた。中村の今季10点目で京都が2-0に突き離した。

 まずは1点を返したい横浜FCは後半29分、ドリブルで右サイドから中央へ切れ込んだMF武岡優斗が左足シュートを叩き込む。1-2に詰め寄った。終了間際にも武岡の右クロスから途中出場のFW難波宏明が飛び込むが枠を外れた。1点を返すにとどまり、1-2で試合は終了。京都が6連勝を飾ると2位へ躍り出た。

 試合後、先制点を決めた宮吉は「苦しい試合が続きますけど、次もホームなのでしっかり頑張りたい」とコメント。「きょうみたいに点が取れたらチームに貢献できると思うので、頑張ります」と意気込んだ。

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