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[早スポ]早稲田大vs筑波大 試合後の早稲田大コメント

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[早稲田スポーツ ゲキサカ版]
JR東日本カップ2013 第87回関東大学リーグ戦 4月20日 東京・夢の島競技場

早稲田大1-0筑波大

試合後の早稲田大選手コメント
●DF三竿雄斗副将(4年=東京Vユース)
―今季初の連勝を飾ることができました。
「きょうからが本番というか、きょう勝たないとリーグ優勝に本気で挑めないと思ってました。まだまだみんな関東制覇できることに半信半疑だったとは思いますが、きょうの勝利で本気で優勝を狙えることを示せたと思います」

―ポゼッションに定評のある筑波大に対してのゲームプランは
「ある程度回されることは予想してたし、回されたとしても危ないところはしっかり締めて、少ないチャンスを生かそうという話をしていました。思った以上にボールを回されることもなかったですし、ワセダらしい試合ができたかなと感じています」

―前半は0-0でしたが、ここ2試合に比べて内容が向上していたように感じましたが
「そうですね。立ち上がりから思いっきりいこうとういう話はしていて、自分もその流れに乗って積極的に上がったし、エネルギーを持って最初からゴールに向かって攻めにいけたと思うので、そのおかげで前半は45分間通して自分たちのペースでやることができましたね」

―そして後半に、待望の先制点がワセダに生まれました。
「セットプレーの流れからのこぼれ球と思うんですけど、相手のクリアミスを大希(FW榎本、4年=横浜FMユース)がしっかり決めてくれました。ナイスゴールだったと思います」

―終盤は筑波大もパワープレーなどを駆使して攻撃してきましたが、最後まで得点を許すことはありませんでした
「ボランチの彰吾(谷口)が前線には上がってきましたが。相手もパワープレーの練習はしてなかったと思いますし、逆に単調になったというか攻撃の質も下がったなと感じていました。FWの赤崎秀平選手もズルズル下がって一個低い位置でボールを受けたりしてくれて、逆に怖さはなくなったという印象を受けました。それでも何回か危ないシーンも作られてしまったと思うので、守備の面でもっと厳しさを出して、そういうシーンを少なくしていければなと思います」

―きょうの試合は無失点に抑え、ここまで3試合で2失点と守備にも安定感が生まれているように感じますが
「2月3月辺りは失点が多くて、DFラインの連携であったり、DFラインとボランチが上手くコミュニケーションが取れなかったりしたんですが、いまは徐々に改善していけているのが要因の一つにあると思います。それとセンターバックの二人がここ数ヶ月でとても成長してくれていますし、昨季のセンターバックの二枚ぐらいの頼もしさは出てきましたし、チームとしても良い守備ができていると感じています」

―きょうはピッチコンディションに苦しんでいる姿も見受けられましたが、ご自信のプレーに関する手応えは
「上がるタイミングであったり、ボールが来ることを予測してオーバーラップすることなどは問題なかったと思いますが、最後のセンタリングの精度が良くなかったのは反省点です。確かに芝が長かったり、ボールがイレギュラーしてしまうピッチ状態ではありましたが、技術のある選手だったら関係なくやれると思います。一つ一つのプレーの精度を高めていかないといけないなと改めて実感しました」

―次節は昇格組の桐蔭横浜大ですが、意気込みをお願いします
「桐蔭横浜大はきょう中大に引き分けていますし、初の一部リーグ参戦ということで「負けても失うものはない」というチャレンジャー精神で来ると思います。そういう意味では厳しい相手であることは間違いないですが、しっかり勝って連勝を続けていきたいと思います」

●MF小松聖音(4年=札幌光星高)
―1-0で勝利しました。振り返って
「今週1週間、筑波相手ということで、相手が上手いのでボールをとられた後に相手の陣地でプレッシャーをかけていこうということを取り組んでいました。その攻守の切り替えという部分で相手を上回ることが出来たので、前半から多くのチャンスを作り出すことが出来たと思いますから、結果1-0につながったというところと、守備の面でも集中力を切らさずに間をしめながら、スペースを埋めながら守れていたことが勝利の要因だと思います」

―ここまでの2試合の相手はロングボールの攻撃を中心としてきた一方、きょうの筑波大はパス回しを得意とするチームでしたが、いかがでしたか
「相手がボールを動かすことに対して、自分たちも動きながらボランチから声をかけて、首を振って相手にスペースを与えないように危機察知しながら、正しいポジションからプレッシャーをかけていくという守備をしていこうと意識していた1週間だったので、そこが顕著に出たのかなと思います。でもまだまだ間に何本かパスを通されて前を向かれたシーンがあったので、そういうところは無くしていかなければと思います」

―ピッチの状態が悪く、途中から雨も強くなりましたが、そういったコンディションというのはいかがでしたか
「前々節の順大戦の時に比べたらまだまだやれるという面があったので、まだやりやすかったです」

―小松選手自身は精力的に走ってプレスをかけにいく場面が目立っていました
「私自身の運動量というのが持ち味なので、後半の最後でチームがきつくなった時でも自分が積極的にファーストプレッシャーとなれるように、相手が上手いので、ファーストディフェンダーが決まらないとパスをつながれると思うので、自分の運動量を出していこうと意識しました」

―ここまで3節を終えて2勝1敗ということですが、チームとしてはどのように捉えていますか
「監督(古賀聡、平4卒=早実高)から1試合平均で勝ち点2を取らなければ優勝は出来ないと言われていたので、必ずこの試合は勝たなければいけないということで、それをチーム全員で共有しました。勝ち点2ずつ積み上げていくことが関東リーグ優勝につながると思うので、次節も必ず勝ちたいと思います」

―次節に向けて
「練習試合でも負けているので、リベンジというものもありますし、17年ぶりの関東リーグ優勝をするためには3連勝しなければいけないと思います。強いチームというのは1戦1戦必ず勝ち進んでいくチームだと思いますから、自信家にならずに、来週1週間チームを高めて、次節も必ず勝てるように頑張ります」

●MF池西希(4年=浦和ユース)
―きょうの試合を振り返って
「苦しい試合でしたけどトレーニングの中でこういう展開は想定していたので、チーム1つとなってトレーニングの効果が出せて良かったです」

―きょうは相手に中盤でボールを回される場面が多かったですが
「もともと相手がそういうチームっていうのも分かって試合に入っていたので、あんまり相手のボールさばきにびびらず大丈夫だろうと、しっかりとチャレンジ&カバーを決めて1人のボールホルダーに対して1人オンして対応してれば大丈夫だろうと思ってました」

―前半からかなりハイプレスをかけていましたが
「トレーニングでも相手がボールを持ってる時にプレスをしっかりかけて、相手のパスが切れるところまでしっかりプレスかけて自分達のペースにするのがワセダの攻撃だと思うので、そういうところは意識して試合に入っていきました」

―得点の場面ではご自身のロングフィードが起点となりましたが
「そうでしたっけ、あんま覚えてないんですけど(笑)。自分が活躍したとかは二の次というか、チームが勝つことが全てですし点に関しても、入れた大希(FW榎本、4年=横浜FMユース)が凄かったのでそれが全てです」

―リーグ戦初完封ですが
「不安材料とかもあったんですけどやっぱりみんながそれを認識して、きょねん抜けた畑尾キャプテン(畑尾大翔前主将、平25卒=FC東京U-18)や山地くん(山地翔、平25卒=浦和レッズY)だったり菅井くん(菅井順平、平25卒=浦和レッズY)らが抜けたのを想定して、そこを高めていこうということは話していました。ただ今はそれが上手くいってるだけで、もっと相手が研究してきたら難しい試合が増えてくると思うので、まだまだ積み重ねていくことが重要だと思います」

―次節は昇格組の桐蔭横浜大との一戦ですが意気込みを
「練習試合では完敗(●1-4)しててきょねんもあんまり勝てていない相手なので、簡単な試合ではないですしきょうよりも遥かに難しい試合になると思うので、またトレーニングを積み重ねて頑張っていきたいと思います」

●FW片山瑛一(4年=川越高)
―きょうの試合の感想は
「相手が筑波大ということで上手さのあるチームだったんですけど、その中で自分達としてはワンプレーにかける想いだったりそういった面で泥臭く90分間戦えたことが結果として勝ちにつながったと思います」

―前半は筑波があまりプレッシャーをかけてこなかったようでしたが攻撃はしやすかったですか
「自分達が切り替えの部分で先手を取って早く攻めるっていう意識は出来ていたので、その部分で相手が付きにこなかったり戻りが遅かったりというところを前半効果的に使えました。でもその中で点数が前半では取れなかったというところは試合全体を進めるにあたって少し課題だったとは思います」

―シュートまで結びつかなかった原因は何だと思いますか
「最後の質であったり、今週のトレーニングでもゴールに向かうベクトルの強さっていうのを意識してやってきたんですけど、もっと高めていかないともっと強い相手になったときにゴールできないと思うので来週も次の試合にむけて高めていきたいと思います」

―テーピングをずっとされていますが怪我などですか
「そうですね、でもプレーにはなんの支障もないです。大丈夫です」

―今日倒されたあとしばらく足を引きずっていましたが大丈夫でしょうか
「あれも一時的なもので、あそこで抜けることもできなかったので気持ちで頑張りました」

―ピッチの状態が悪かったですが、プレーに影響はありましたか
「ボコボコしていた分パスが落ち着かないときなどがありましたが、そこはお互い様なので割り切ってプレーすることが出来たし、ミスが起こってもそこで取り返すことが出来ればいいという気持ちで90分間戦ったのでそこは何の心配もなかったです」

―次節にむけて
「関東リーグ優勝という目標を達成するためには序盤から負けられない試合が続いているのできちんと勝ち切って勝ち点3を積み上げていきたいと思います」

●FW榎本大希(4年=横浜FMユース)
―試合を終えての感想は
「きょうは立ち上がりから積極的にプレスをかけに行きました。良い守備から試合のリズムをつかめたと思います。そこが勝利という結果につながったと思います」

―立ち上がりから積極的なプレーができた要因は
「前節(慶大戦)がうまくいったので良い流れで入れたというのもありますし、筑波大がどういうサッカーをしてくるのかというのも分かっていたので、立ち上がりから高い強度でボールを奪いに行って自分たちのリズムを作ろうとしていました。前節の勝利で自信が付いたというのもありますし、試合前から(戦術として)意図的に考えていたというのもありますね。これからもこういった形でアラートに守備をしていきながらもっと質を高めていきたいです」

―得点の場面を振り返って
「目の前にボールがこぼれてきたのであまり考えずに、思いっきり打ってやろうと思いました」

―前節の今季初勝利と初ゴールを経て、試合に臨む気持ちの面で変わった点はありますか
「(初ゴールを決めたことで)個人的には少し楽になったような気もしますけど、チームとしてはきょう負けたら3試合で勝ち点3しか取れていないという状況だったので、けっこうやばいぞという危機感を持って入りました。自分たちの中でもプレッシャーをかけながら入ったので、そんなに余裕があったというわけではないですね」

―流れの中からの攻撃の形についての手ごたえは
「きょうは良い形でボールを奪えているシーンが多かったです。そこで速い攻めができてチャンスになったと思います。それ以外にも2トップの連携でチャンスを作れた場面もあったと思うので、引き続き高めていきたいと思います」

―今季の目標とするゴール数は
「昨季が9得点だったので、今季は15得点ぐらいは取りたいかなと思っています」

―次節、桐蔭横浜大戦へ向けて
「力のあるチームですし、一人ひとりの技術があるチームだということは分かっています。きょうの試合に引き続き、アラートな面を保ちながら90分間戦いたいと思います」

●GK松澤香輝(3年=流通経済大柏高)
―強豪・筑波大相手に勝利した感想
「ここが山場だと思っていましたし、厳しい試合になるとは思っていましたが、チーム全員で掴んだ勝利です」

―きょうの守備のコンセプト
「粘り強く守備をしようと全員で共有してやりました。(相手に)技術の高い選手が多い中でボールを回してくるだろうという予想していたので、飛び込まず粘り強く対応しようというふうに言っていました。そこはうまくできたと思います」

―途中「セカンド!」と声をかける場面がありました
「クロスが上がってきた時に、その弾いたあとのふたつめを拾う意識を持たないと、そこを拾われたらまた相手ボールになる時間が長くなってしまい、自分たちがきつくなってしまうことがあるので、セカンドを意識することを伝えました」

―きょうは前線からプレッシャーに行っていました
「前から行くことによって、相手の前線の切り替えが遅いということもあったので、とにかく高い位置でボールを奪って早く攻めようというのが自分たちが意識してやっていることです。きょうは、全員が本気で守ろうという強い気持ちが出たからこそ早いプレッシャーや運動量が出来たのだと思います」

―今季初の無失点と安定した守備について
「DFだけではなく、チーム全体として高い守備意識を持ったからこそ無失点に抑えられたと思うので、チームの仲間に感謝したいです。この無失点を次節以降もずっと続けていくことが大事だと思うので、自分はGKとして毎試合無失点で抑えられるように頑張りたいと思います」

●MF近藤貴司(3年=三菱養和SCユース)
―試合を振り返ってみていかがですか
「相手が筑波だったのでボールを支配される想定でした。ある程度ボールを持たれてしまう中で攻撃をしかけようとしていたので、1-0で勝てたというのは理想的でした」

―前節の取材で、つないでくる筑波大に対しては粘り強く戦いたいとおっしゃっていましたが
「無失点におさえられたのは良かったんですが、バイタルエリアで前を向かれてしまうシーンが何度かあったのでそういうところは無くしていかなければいけないなと思います」

―先制点に関わっていましたが
「のぞくん(MF池西希、4年=浦和ユース)がボールを持った瞬間に自分がフリーだったので、裏に抜けようと思っていつも通りできていいボールが来たので折り返せたんですが、1回相手に跳ね返されてしまって、そこで瑛ちゃん(FW片山瑛一、4年=川越高)が粘ってくれて大希くん(FW榎本大希、4年=横浜FMユース)が決めてくれたので、特に自分が関わったという感じはないです」

―開幕後初の無失点におさえましたが
「CBなど守備陣が頑張ってくれたからこその無失点だと思います」

―なかなかゴールを決めきれない場面がいくつかありました
「MFとして攻撃の面でチームに貢献しようと思っていたのですが、チャンスのところでミスしてしまったりして、個人的には悔いの残る試合でした。開始10分のときのチャンスは、ニア上が空いていると思って、立ち上がりだったし思いっきり打って入ればいいかなと思っていましたが、ああいう場面で枠を捉えていかなくてはいけないなと思いました」

―今節で見えた課題は
「個人的にはゴールに迫るシーンをもっと増やさなければならないというところです。チームとしてはやはりボールを支配される時間が長かったので、その中で個人能力でボールを奪うということをもっとしていかなければならないと思いました」

―次節桐蔭横浜大への意気込みを
「まだゴールを決められていないので、点を決めてチームに貢献できるように頑張りたいと思います」

●MF近藤洋史(3年=名古屋U18)
―きょうの試合を振り返っていかがですか
「相手にボールを回されることは予想していました。いい内容ではありませんでしたが、勝ちきることができたのはよかったですね。きょうの試合に懸ける思いは強かったので勝つことができてよかったです」

―ご自身のプレーを振り返っていかがですか
「ボールを持った時のプレーは全然ダメでしたね。チームのために守備の面で少しでも貢献しようと思っていました」

―筑波大の印象はいかがでしたか
「昨季からボールを回すのが上手いチームだと思っていました。スペースを消して自由にプレーさせないようにしていました。開幕前に練習試合をしたのですが、その時よりは怖さは感じませんでしたね」

―きょうの勝利で2連勝となりました。次戦に向けた意気込みはいかがですか
「優勝するためには連勝しないと上が見えてこないので、きょうの勝利に満足しないで次の試合にもいい準備をして勝ちたいと思います」

●FW上形洋介(3年=早稲田実高)
―きょうの試合の感想は
「試合前から監督がきょうの試合の勝ち負けが関東の優勝に直接響くということをおっしゃっていて、試合前からずっとトレーニングを積んでいたので勝てたことが一番よかったと思います」

―2勝1敗という成績はチームとしてはどう受け止められていますか
「3試合で勝ち点6、つまり1試合で勝ち点2ずつ取ることが大事だと監督がおっしゃっていて、去年優勝した専修大も勝ち点44で単純計算すると1試合につき勝ち点2ずつ取っていたのでそういう面では今日の勝ち点は本当に大きかったと思います」

―筑波大の印象はいかがでしたか
「一人一人の技術が上手くて、パス回しも上手い相手で、FWとしてはボールを追うのがきつくて守備をする面ではすごく嫌な相手ですけど、攻撃のときはそこまで守備に力をいれてなくて裏をとりやすいしやりやすいです。結構ふわっとしているというか、がつがつこないです。DFラインにもスペースが結構ある感じはしますし、ボールをもらいやすいです」

―チャンスがあまりシュートに結びつかなかったことに関してどう思われますか
「動き出し自体はそこまで悪くなかったと思うんですけど、1回パスがずれてしまったりとかがあって、そういうパスをしっかり自分の意志で欲しいところにもっと呼び込めればゴールに繋げることができると思います。周りが疲れている分もっと自分の意志でボールを呼び込めるようにやりたいと思います」

―個人の課題はありますか
「引き分けのときや負けているときは味方も自然に前へ前へという意識があって自分の動きに合わせてパスを出してくれたりするんですけど、勝っているときは守りに入っているわけではないですけど自然と重くなったりして自分が孤立してしまう場面があるので、そういうときに自分の力で相手のDFを切り開いて行くような個の力が欲しいです」

―次節にむけてコメントをお願いします
「きょうの勝利をきょうだけで終わらせずに次の週からまたチームでポジション争いをして勝てるように頑張ります。自分も出たらチームの勝利に貢献できるようにやりたいです」

●DF八角大智(2年=流通経済大柏高)
―2連勝しましたが
「リーグ戦優勝を狙うためには、連勝をどれだけ伸ばしていけるかが鍵だったので今日連勝できてよかったなと思っています」

―相手の印象はいかがですか
「パスを繋いできて、自分たちにとってはすごく嫌なサッカーをしてくるんですけど、試合前のミーティングとかでも、みんなで焦れずに粘り強く耐えれば、必ずチャンスはあるというふうに話していて、結果後半のああいう時間帯に点を取れたのも、全員で粘り強く守備をしてきたからこそで、今日も嫌な時間帯とかつらい時間帯がありましたけど、粘り強くやれたのでよかったと思います」

―攻撃にも参加されていましたが
「個人的にはもっとやれたかなと思います。まだまだ課題がいっぱいあるかなと思います」

―3戦を振り返ってみていかがですか
「初戦負けて、リーグ優勝が自分たちの目標だったので、これ以上負けられないというのがあったので、良い雰囲気ではやれているとは思うので、このまま今日勝ちましたけど、緩まず自分たちに厳しくやっていけたらなと思います」

―次の試合に向けて
「次の試合は、桐蔭大で練習試合とかで負けた相手なので、次も勝って3連勝の流れにもっていくことがすごく重要だと思うので、明日からしっかりやっていきたいなと思います」

●DF奥山政幸(2年=名古屋U18)
―筑波大相手に勝ちましたが、いかがでしたか
「素直に嬉しいです。練習の成果が出たかなと思います。オフシーズンの練習試合では点の取り合いで負けていました。でも、今回はしっかり耐え抜いて勝ちきることができたのできました。自分たちの成長を感じましたし、なおかつ勝てたので、本当にうれしいです」

―課題として挙げていた筑波大の攻撃陣への対応はどうでしたか
「流される場面もありましたけど、こっちは、後ろ4枚とボランチ2枚で協力して守ることができました。個の力で負けていながらもゼロで抑えられたのはそういったところで上手く戦えたからかなと思います」

―自身の攻撃的なプレーについてはいかがですか
「そうですね。前の試合も自分の持ち味としている侵入でチャンスメイクができました。今回も、直接ゴールにつなげることはできませんでしたが、前に関わっていけたことは良かったなと思っています。やりすぎてはいけないと思いますが、チャンスうかがいながらプレーしていきたいです」

―きょうの試合でも一人一人のハードワークするサッカーが相手を苦しめたと思いますが、奥山さん自身はどのように考えていますか
「うちのチームはオフシーズンからどこのチームよりも走り込んでいる自信があります。実際、筑波との試合でも前半粘れば後半は自分たちの方が走れるという考えがありました。結果的にも、後半は自分たちの方が動けていたので、それがさらに強い自信になりました」

―次節に向けての意気込みをお願いします
「オフシーズンに守備での課題が指摘されていましたが、最近は安定して守れてきています。なので、まずはしっかり0点で抑えること。そしてチームの勝利に貢献していきたいです!」

●DF金澤拓真(2年=横浜FMユース)
―ここまでリーグ戦2勝1敗です。感想をお願いします
「今週の頭に監督から優勝するためには1試合平均勝ち点2が必要という話がありました。きょう勝って2勝1敗で3試合の平均勝ち点2ということで、これが優勝争いのためには最低限の勝ち点だと思うので、最低限の勝ち点にすることができたのはすごく良かったです。でも優勝するためにはもちろん平均2以上取っていかないといけないので、来週からそれ以上積み上げられるように取り組んでいきたいです」

―先週からどのようなことに取り組んできましたか
「自分としては政幸(DF奥山政幸、2年=名古屋グランパスU-18)との連携を少しやりました。前節で相手に決定的なシーンを作られたところがあったので、そこに関しては紅白戦だったりミーティングで話し合ったりして修正しました。きょうの中でもできたかなと思います」

―今節に関してはどのような意識を持って臨みましたか
「チームとしてゴールにアクションを起こして、ゴールに対して意識を持とうということと、ボールを失った後にしっかり切り替えを速くして、相手にいい状態でボールを持たせないということを共有しました。そういう部分では練習から取り組んだ結果が試合に生かせたかなと思います」

―試合を振り返ってみていかがですか
「筑波大はことしハードワークするってことと、例年通りうまいチームってこともスカウティングであったり前回の練習試合通じてわかっていました。でも相手が後半落ちてくるっていうこともわかっていたので、前半しっかり0-0に抑えられれば絶対自分たちにチャンスがくるという共有が自分たちの中であったので、そういうふうに自分たちで準備していた通りに試合を進めることができたっていうのは良かったかなと思います」

―今季リーグ戦で初めて無失点となりました
「そうですね。守備の選手としてはそれが一番うれしいことですし、無失点で勝利で終われたことっていうことは守備者としてうれしいです。これからもずっと続けていって、リーグ最少失点で終えたいっていうのが自分の中の目標なので、それを実現するためにやっていきたいと思います」

―次節の桐蔭横浜大戦に向けて、一言お願いします
「相手も勝ち点落としている数が多くて、絶対その1試合にかける思いっていうのは強いと思います。それに負けない自分たちのエネルギーを出して、また勝てるように準備していきたいと思います」

[写真]攻守に貢献した小松

(取材・文 早稲田スポーツ 佐藤裕樹、写真 松下優、佐藤匠)

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