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[早スポ]早稲田大vs明治大 試合後の早稲田大コメント

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[早稲田スポーツ ゲキサカ版]
JR東日本カップ2013 第87回関東大学リーグ戦 5月12日 東京・味の素フィールド西が丘

早稲田大2-1明治大

以下、試合後の早稲田大コメント

●MF中田航平主将(4年=横浜FMユース)
―きょうの試合は苦手の明大相手に2-1で勝利し、3連勝となりました。振り返って
「きょう始まる前にミーティングの中でもきょねん1年とか明大にリーグ戦に勝てていないので、優勝を狙う上で明大に勝つことがすごい大切って言っていて、3連勝になったのも1戦1戦相手より強い気持ちを持って戦おうということを考えながら戦っていて、日々の積み重ねが3連勝に繋がったのかなと思います」

―前半は立ち上がりこそ劣勢でしたが、先制点からはワセダらしいサッカーを展開できました。見ていていかがでしたか
「ほとんどシュートが無い状態で、ボールを奪った瞬間に6、7人という人が前に上がっていって、カウンターからという形でワセダらしいなと思いました。きつい時間が続いてる中でも、皆も狙っていて、上手くはまったなとは言っていたので、そういったワセダらしい得点が生まれたからこそ徐々にワセダらしく戦えたのかなと思います」

―後半は立ち上がりすぐの失点をしてしまいました。いかがですか
「ハーフタイムのミーティングの中で、0-0のつもりでもう1回点を取りにいこうと話していたにもかかわらず、立ち上がりの1分経つか経たないかくらいの時間に失点してしまったのはすごいもったいないなという気持ちが強いし、チームとして修正していかなければいけないことだと思うので、結果的に勝てましたが、前半も後半も立ち上がりしっかりしてチームとして戦っていくというところを修正して次の試合に臨みたいと思います」

―中田主将自身は途中からの出場となりましたが、指示や意識というのはどういったものでしたか
「僕が出る5分、10分前くらいはすごい押し込まれるシーンがあって、監督(古賀聡、平4卒=早稲田実業高)からもゲームを落ち着かせるようにと言われていたので、少しでも陣地を挽回して、相手陣地でプレーすることが大切だと思っていました。その中で皆少し疲れていたなと思ったので、声を出して、皆に前への意識を持たせることが大切だと思って、自分の中では落ち着かせるということと声を出すことなど出来たらなと思っていました」

―その後はワセダもチャンスを作りながら、ロスタイムに決勝点ということでしたが、振り返って
「僕が入ってから10分、15分でチャンスが来るぞとは言っていたのですが、少しずつ相手の陣地に攻め入る時間が増えて、きょねんとかおととしだったら引き分けの試合は引き分けで終わっていたんですけど、勝てたのも日々の積み重ねの成果だと思うし、希(MF池西、4年=浦和レッズY)もミドルシュートの練習をすごいしていたので、それが結果的に試合終了間際の劇的な得点につながって、チームとして成長した部分だと思います。ただ失点シーンというのは修正していかなければいけないので、まだまだ満足しないでやっていきたいです」

―次節の相手は日体大で上位との戦いが続きますが、それに向けて
「日体大がきのう負けて、勝ち点は3差ついたんですけど、次負けたら勝ち点で並んで得失点での争いになるので、あくまで優勝を狙っていくということで、次の日体大戦に勝って勝ち点差を広げることによって、ワセダと専大のふたつでの優勝争いになると思うので、これから上位との戦いが増えていきますが、とにかく上位との勝ち点差をつけられるように勝利を目指してやっていきたいと思います」

―DF三竿雄斗選手(4年=東京Vユース)の湘南ベルマーレへの入団が内定しましたが、それに関してはどのように考えていますか
「その話は前から聞いていて、毎年ワセダは1人か2人がプロに上がっている状況だったので、自分の代でプロに上がるやついるのかなという不安もあったんですけど、三竿がプロに決まってくれたのは自分の代として安心するとともに、Jの舞台を意識したり、練習に参加することもあると思うので、あいつ自身にプラスに働くと思いますから、ワセダとしても良い方向につながるんじゃないかなと思います」

●DF三竿雄斗副将(4年=東京Vユース)
―きょうは難しい試合でしたが、勝利した感想
「明大はきょねんのリーグ戦で1回も勝ってない相手で、そういう思いもありました。きょう勝てば3連勝ということで、そういうところまであまり意識してなかったと思うのですが、まずは3連勝出来て本当に良かったと思います」

―前半は1点を取って粘り強い守備が出来たと思いますが
「回される時間帯は長かったですが、慣れていました。前半は1回くらいピンチはありましたが、それ以外特に作られていなかったし、あれが普通というか、いつも通りでした」

―後半開始直後の失点について
「センタリングのマークがずれてしまって、フリーになってしまったと思うので、ビデオを見て修正したいと思います」

―MF池西希選手(4年=浦和レッズY)のゴールを振り返って
「セットプレーで、俺とかは中に入る準備をしていて、ちょっとボールを見ていなくて、気づいたら希がフリーでボールを持っていて、相手もアタックして来なかったので「打て」と思って、打ったらこぼれ球に詰めようと思っていたら、そのまま入ってくれました。あの時間だったので、本当に嬉しかったです」

―プロ入りが決まった心境をお聞かせください
「この早い段階でオファーを頂いたので、そこはクラブ側からも欲しいという熱意が伝わって決めたのですが、一応強化指定ということで向こうの方でも試合に出れるのですが、一応まずはこっちで結果をまだ出していませんし、まだまだ活躍できていないので、大学の方で頑張っていきたいです」

―湘南入団の決めては
「湘南はワセダとスタイルが似ていて、ガンガン前からプレッシャーに行って、全員がハードワークしてひたむきに戦うというところと、何回か練習参加させてもらったのですが、練習試合でも皆が手を抜かずにやっていて、自分が成長出来ると感じて決めました」

―湘南入団の経緯については
「きょねんの夏に1回練習参加させてもらって、ことしの冬にもう1回練習試合に参加して、そのあとすぐにオファーを頂いて、正直自分はびっくりしました」

―特別強化指定選手になって、ワセダとの兼ね合いが問題になるかと思いますが
「自分としてはこっちに全力を尽くしたいと思っているので、こっちの公式戦に影響が出ないように配慮してくれると思います」

―湘南の監督やGMがワセダ卒ということは関係ありますか
「たぶん関係ないですね。ワセダから湘南に5年ぶりとかなので、そこは関係ないと思います」

―次節以降、三竿選手自身の目標は
「リーグ戦でアシストもゴールも取れていないので、そこで直接結果に貢献することと、まだまだ優勝決まっていないので、手を抜かずにやっていきたいです」

●MF小松聖音(4年=札幌光星高)
―きょうの試合を振り返っての感想をお願いします
「相手が球際で強く当たってきたりハードワークしてくるということがスカウティングで分かっていたので、そこでこっちが上回れたというところが勝利につながったと思っています。そういったところがワセダの強みだと思っているので、相手がどのチームだろうと、そこの部分で負けないように日々の練習から積み上げていきたいと思っています」

―前半は相手に終始押し込まれる試合展開でした
「前節の東洋大戦と同様に相手にポゼッションされる形が多かったんですけど、そこで焦れずに我慢しながらカウンターでチャンスを作るというところをみんなで共有してやれていましたし、無失点に抑えて得点も奪えたというのは評価できると思います」

―そのカウンターの形から先制点を奪いました
「僕と希(MF池西、4年=浦和レッズY)でボランチのところでボールを奪えれば攻撃のバリエーションが増えるねということをいつも話し合っていて、きょうのシーンだと僕がプレッシャーをかけにいってコースを制限したところで希が上手く奪ってそこから数的優位で速攻につなげられたので、そこは狙い通りだったというかやりたいことがやれたという感じですね」

―後半途中での交代ということでしたがご自身のプレーについてはどうでしたか
「すごく暑くて前の試合よりも走れなかったというか、自分の持ち味を出すことができませんでした。これから暑くなってくる中で90分通して戦えるフィジカル的な要素をきたえていかないといけないと感じているので、しっかり走るという自分の持ち味を暑い中でも出せるようにトレーニングから積み上げていこうと思っています」

―劇的なゴールで勝利ということで次戦以降に弾みがつきそうですね
「次が上位を争っている日体大との試合ということで、きょうも優勝争いに加わるためには重要な試合だったんですけど次の試合も大事な試合になると思っているので、そこで勝ち点1でも勝ち点0でもなく勝ち点3を取らなければいけないという気持ちがあるのでしっかり取れるように頑張りたいです」

●MF池西希(4年=浦和ユース)
―1ゴール1アシストの活躍でしたが、きょうの試合を振り返っていかがですか
「そうですね、個人的に1ゴール1アシストできましたけど何より嬉しいのはチームが勝ったことですし、チームが勝ったことが全てなので、またチームのためにしっかりと次節もプレーしていければいいと思います」

―試合展開についてはどう思いますか
「そうですね、90分間通してずっと苦しかったですけど、なんとか前半に良い形でボールを奪って点を奪えたので良かったですし、後半は僕自身も前半とばしたせいもあって足が止まってしまったのですけど、なんとか皆で気持ちを切らさず我慢した結果がチームとして良い結果になったと思います」

―気持ちが入ったプレーが目立ちましたがシュート練習などでは普段からああいったシュートを狙っているのですか
「そうですね、シュート練習ではほぼ入らない選手なので、皆にもビックリされましたし、でも本当に一瞬一瞬のプレーを大切に気持ち込めて、90分間通してプレーしようとする思いが最後ああいう結果で報われたんじゃないかなと思うので、今後も続けていければと思います」

―今日ゴールを決めてましたがゴールを振り返って
「そうですね、本当ラストの時間で相手を中に入れてくる準備をしていたので、僕はあんまり準備をしてなかったのですけど、8番のひろし(MF近藤洋史、3年=名古屋グランパスU-18)からどうぞと呼ばれて不意にボールがきて前があいたので打ちきろうと思って思いっきりうったら入っちゃいました。 そして今日は母の日なんで、このゴールは母に捧げます! 」

―最後に次節に向けて
「チームとして結果的には3連勝という良い結果ですけど、それはあくまでも結果で、1戦1戦積み重ねた結果が3連勝とつながったと思いますから、また次も同じ1戦なのでその中でまた連勝が続けば良い話なので次の1戦に向けてまた頑張っていければと思います」

●FW榎本大希(4年=横浜FMユース)
―終了間際に勝ち越しました。チームに勢いの付く勝利ではないでしょうか
「いろんな意味でデカい勝利です。最後まであきらめず、1試合真面目に戦ったことがああいう結果につながったと思います」

―昨季できなかったリーグ戦3連勝、またリーグ戦では3年ぶりに明大からの勝利となりました
「本当におっしゃる通りで、ずっと明大には苦戦していました。明大は良い相手でうちと目指すところも似ていますし、負けてはいけない相手だと意識して入りました。こっち(早大)が運営担当、明大が集中応援日ということで部員全員で「絶対勝とう」と言って臨みました」

―前線からプレスをかける中で感じた明大の印象は
「後ろでけっこう人数をかけてビルドアップしてきましたね。相手の監督もうちらに高い位置で奪われることを警戒していたので、低い位置からロングボールで突いてくるような攻撃も使ってきました。その中でも1点目のシーンのように高い位置で奪って点につなげることができて良かったです」

―同点の場面でも相手は後方からビルドアップを続けてきました。その分相手ディフェンスラインの裏にスペースも生じていましたが、そういった状況でFWとして狙っていたポイントは
「前半からもそうなんですが、奪った後に相手のボランチの脇で受けてカウンターの起点になることを意識していました。そういった狙いから何本か攻撃の形は作れていたかなと思います。きょうは勝ち切れましたけど、リーグ初戦は同点の場面から逆にやられていますし、まだまだ今後も集中を切らさずにやっていくことが大切だと感じています」

―昨季「特に信頼している選手」と話されていたMF池西希選手(4年=浦和レッズY)が試合を決める活躍を見せました
「僕は「(池西選手から)パスが来るんじゃないか」と思って左で思いっきり動いていたんですけど、ああやって気持ち良いゴールを決めてくれて本当良かったです。うれしかったです。今回希(池西)はあそこで打ちましたけど、かと言って今後も打ちまくるわけではなく、ちゃんと最後まで見て判断してくれると思います。信じて動き続けたいですね」

―きょうは試合途中からFW秋岡活哉選手(3年=FC東京U-18)との2トップとなりました。秋岡選手と組む際に意識される点はありますか
「秋岡はやっぱり裏のスペースに抜けるプレーが一番なので、僕は中盤との間をつないで、秋岡を最後で勝負させられるように持っていけたら良いかなと思っています。終了間際などであれば2人で裏を狙いに行くというプレーもあります」

―今季は開幕から「トップに離されないように」と繰り返してきました。実際に首位に肉薄する位置に付けていますが(勝ち点2差の2位)現状に対する手応えはありますか
「(今季は)危機感を持って入りましたし、一試合一試合を戦った結果なのでそんなに手応えというものはないです。今は良い状況ですけど油断はできません。一戦一戦戦っていきたいです」

―次節は3位に付ける日体大との一戦です。勝利へ向けてポイントとなる点は
「昨季1部に上がってきてからすごく良い戦いをしているチームなので、苦戦することは分かっています。似たような強みを持っている相手に対して上回れるような試合をしたいです」

●GK松澤香輝(3年=流通経済大柏高)
―前半先制し、その1点を守り切る展開になりました
「前半立ち上がりはなかなかボールを奪えないシーンが無くて、自分たちにとっては難しい展開になってしまいました。その中で実際には1点目はボールを奪ってから早い攻撃で(点を)奪えて、1点取ってからは楽になったかなと思うし、そこからの守備も良くなっていたかなと思います」

―後半開始直後の失点の原因は
「自分たちのキックオフからスタートしたので、自分たちのペースでいけるはずだったのですが、実際はスローインから相手のキックで先手を取られて、早い段階でクロスを上げられて逆サイドがフリーになってしまいました。ああいったところで後ろの選手が集中していかなければいけなかったので、ああいった失点を無くしていかなければいけないと思います」

―失点後からは粘り強く守備が出来たと思います
「失点後は前から守備が行けたところが良かったと思います。時間が経つにつれてすごいきつい時間も出てきて相手に攻められることもありましたが、そこを上手く耐えたからこそ最後の1点があったと思うので、1失点で抑えられたことはまだ良かったです」

―ボランチがMF小松聖音(4年=札幌光星高)からMF中田航平主将(4年=横浜FMユース)に交代したところで変化はありましたか
「航平君が入ったことによって、小松君もあの時間できつかったでしょうし、フレッシュな選手が入って運動量というのはボランチも上がったと思いますし、声も出るので、あの時間はチームが引き締まったなと思います」

―最後の劇的なゴールを振り返って
「本当に嬉しかったです。一瞬の隙を付いてのゴールだったので、あの時間帯でしたし、本当にあのゴールはチームにとっても大きかったです。勝てて良かったです」

―次の試合に向けて
「いま3連勝して、暫定で首位(試合終了時)でいて、それでも専大も常に勝ってくるでしょうし、次の日体大も手ごわい相手なので、次勝てるように今週1週間準備していきたいと思います」

●MF近藤貴司(3年=三菱養和SCユース)
―きょうの試合を振り返って
「試合前のミーティングで、きょうの試合に勝てるかどうかで優勝争いに残れるか決まる重要な試合だと言われていたので、勝つことができて本当に良かったです」

―明大の印象は
「個人的には明治に対してそれほど苦手意識はなく、アミノバイタルでもきちんと点が取れていたので、そういった意味でもきょうはチャンスの場面で決めきることができなかったのがみんなに申し訳ない気持ちです」

―前半はボールをキープされる時間帯が多かったと思いますが
「ある程度ボールを持たれるのは予想していたんですけど、きょうは暑かったということもあり体力的にもきつかったです」

―ドリブルでかけ上がるチャンスが多く見られましたが
「ドリブルで上がってカウンターの最後のところの精度が低かったので、そういった部分の精度はもっとあげていかなければいかないなと思いました。FWのみんなとはずっと一緒にやってきているので、連携や距離感などは良いと思っています。その中でも自分が点を取る動きをしていかなければいけないなと思います」

―次節日体大戦への意気込みをお願いします
「絶対勝つというのはもちろんですが、個人的には自分が早く1点を取りたいという気持ちがあって、その上でチームに貢献していきたいなと思っています」

●MF近藤洋史(3年=名古屋U18)
―明大に対して貴重な白星をあげられました
「守備の時間は長くなったんですけど、しっかり粘って奪ってからの早いカウンターという自分たちの強みで点を取れたのが良かったと思います」

―明大の印象は
「個々の能力が高く1人1人がボールを失わないし、しっかりとボールを動かしてきたりと非常に上手いチームでした。相手がボールを回してる中でも、自分たちは焦れずにしっかりと粘り強い守備ができたのは良かったと思います」

―前半はボールを取られて前に運べない中での先制点でしたが
「向こうも切り替えの早さだったり、球際だったり意識してやってきたと思うんですけど、こっちもそういうところは意識してやってきたので、そこでは絶対に負けないように試合前にみんなで共有し合いました」

―相手のプレスが強かったと思いますが
「向こうがボールを回している中で、どこでプレッシャーをかけて奪うというのはチーム全体として狙っていました。ボールを奪ったあとに前に行く選手がすごく多かったので、そういうところをチームとして共有できていたところが良かったと思います」

―後半開始いきなり追いつかれてからの追加点でした
「1-0で前半を終えて、後半の開始早々に失点したのはチームとしての隙があったからだと思います。精神的な隙ができてしまっていたのでそこは修正していかなきゃいけないですが、そこから連続で失点することなく、しっかり耐えて最後に点を加えて勝ちきれたのは良かったと思います」

―次節への意気込みを
「優勝するためには勝ち続けるしかないと思うので、次もしっかりいい準備をして勝ちたいと思います」

●FW上形洋介(3年=早稲田実高)
―きょうの試合を全体的に振り返って
「ずっと押される試合展開で苦しい戦いとなりましたが、2度のチャンスをきちんと決めたことが勝ちにつながりました。ワセダらしく勝てたので、良かったと思います」

―先制点について
「希くん(MF池西、4年=浦和レッズY)がいいプレッシャーをかけていて、ボールがとれるだろうなという予測から相手より早く動きだせました。あとはいいパスがきたので、決めるだけでした」

―後半失点後のゲームプランについては
「失点した後もチームは落ち着いていて、きょうは勝ち点3しか狙っていなかったので、追加点を取りにいこうというエネルギーが更に出たかなと思います」

―次節の日体大戦への意気込みを
「優勝に向けて直接対決となるので、負けることはできません。来週からまたチーム内で良い競争をして、少しでも勝利に近づけるようなトレーニングをしていきたいです」

●DF八角大智(2年=流通経済大柏高)
―きょうの試合を振り返って
「個人としてはすごい課題が残るゲームだったんですけど、チームとしては最後まで諦めず、ワセダらしく戦えたのが、勝利につながったのかなと思います」

―個人的な課題とは
「全体的に悪かったです。キックの精度とか、後半の最初に接触プレーでちょっとけがをしてしまって足を痛めてしまって、言い訳ですがそれで思うようにできなかったというのがあります」

―明大の印象は
「自分たちと似たようなサッカーの強みがあるチームで、似たような強みがあるからこそ負けてはいけない相手だなと思いますし、きょねんもリーグ戦で勝てていない相手なので、苦手なチームという印象はあります」

―後半の失点については
「後半の入りをみんなで集中してやろうといっていた中で、そういった失点をしてしまったことは、自分たちの課題だと思います」

―次の試合に向けての意気込みを
「日体大も力のあるチームで、でもうちはこうやって3連勝して勢いに乗れているので、良い1週間を過ごして、良いトレーニングをして勝てるようにしっかり準備をしていきたいなと思います」

●DF奥山政幸(2年=名古屋U18)
―3連勝ですがきょうの試合はいかがでしたか
「明治はリーグ戦ではきょねんから勝てていなくて、そういう相手に勝たないと優勝は厳しいです。きょうの試合は劇的な形ではありますけど、とりあえず勝てて勝ち点3が取れたのでうれしいです」

―前半はかなり押されているように見えましたが
「きょうは今シーズン1度もないってくらい苦しい試合になりましたけど、ボランチの2人中心に後先考えずに走るというか、自分たちのカバーまでしてくれて、なんとか勝てました」

―ボールを回してくる明大相手にDFラインをどこに置くかが難しいように見えましたが
「前半は相手のプレーにビビっていてDFラインを下げすぎて相手に自由にやらせすぎてしまいました。でも、拓真(DF金澤、スポ2=横浜FMユース)が声をかけてくれてDFラインの押しあげができました。それが1点目ののぞくん(MF池西希、4年=浦和レッズY)のボールを出すシーンにつながったと思います。自分と拓真の連携でもっと入りからラインを設定できていれば、少しは楽な試合にできたかなと思います」

―ゴール前であわや失点というボールをはじき出すシーンもありましたが、きょうに向けた気持ちというのは
「前節もその前も意気込みは変わらない。負けたら優勝できないという気持ちで1戦1戦戦っているので、そういう気持ちがあそこにボールが来たのはたまたまですけど、そういうシーンにつながったかなと思いますね。どんな時も集中力を切らさないことが大切だと思います」

―リーグ中盤戦に入りましたが、DF陣のチームワークはいかがですか
「オフシーズンは結講守備がひどくて、バラバラで失点を重ねるばかり。でも、リーグ戦に入ってからは希くん(池西希)も小松くん(MF小松聖音、4年=札幌光星高)も後ろを意識してプレーをしてくれるようになりました。そこからは段々と守れるようになりました。試合数を重ねていくにつれて、連携が深くなっていっているという印象があります」

―次節、日体大戦への意気込みをお願いします
「きのう日体大が負けて単独2位という形ですが、次負けたら追いつかれてしまいます。勝てば突き放すことができます。まあ、自分たちが勝ち点を重ねるのもそうですが、ライバルたちを遠ざけていくことも大切だと思います。重みは1戦1戦変わらないので次も全力プレーで勝利目指して頑張ります!」

(取材・文 早稲田スポーツ 栗田麻里奈、写真 辛嶋寛文、佐藤裕樹)

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