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俊輔がJ1通算20点目の直接FK弾!!今季は代表GK3人を“攻略”

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[10.3 J1第2ステージ第13節 仙台1-3横浜FM ユアスタ]

 横浜F・マリノスはアウェーでベガルタ仙台に3-1で快勝し、2試合ぶりの白星を挙げた。これで8試合負けなし(6勝2分)。仙台は4試合ぶりの黒星を喫した。

 仙台は前半12分、MF金久保順が左足ミドルを狙うが、ゴール右へ。横浜FMも同23分、MF中村俊輔のFKにDF中澤佑二が頭で合わせる好機をつくったが、枠を捉えられなかった。それでも前半33分、中盤でパスを受けたMF三門雄大が右足でミドルシュート。これがDFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。

 前半は横浜FMの1点リードで折り返したが、仙台も後半7分、左サイドのスローインを受けたFWハモン・ロペスが縦に仕掛けて中澤を振り切り、ゴール前にクロス。ニアサイドに飛び込んだFW奥埜博亮がダイビングヘッドで捉え、1-1の同点に追いついた。

 横浜FMは後半14分、左クロスのこぼれ球を三門が左足で狙うが、GK六反勇治の好守に阻まれ、2点目とはならない。それでも同19分、中村がエリア外から左足で強烈なミドルシュートを放つと、六反が前に弾いたところにDF小林祐三が詰め、右足で押し込んだ。

 2-1と再び勝ち越しに成功すると、後半32分には中村が右45度の位置から左足で狙ったFKが壁を越えてゴール右隅に吸い込まれ、3-1。これで直接FKでの得点はJ1通算20点目となり、自身の持つ記録を更新した。

 試合後のインタビューで「チーム全体で決めたFKだったと思う」と振り返った俊輔。昨季までチームメイトだった六反から奪った直接FK弾に「たぶんファーを予想していたと思うけど」と笑顔を見せ、“読み勝ち”だったことを明かした。

 今季の3ゴールはすべて直接FKからの得点で、7月19日のG大阪戦(2-2)、8月29日の浦和戦(4-0)、そしてこの日の仙台戦。ゴールを守っていたのはGK東口順昭、GK西川周作、六反で、いずれも日本代表に選ばれている3人から直接FKでゴールを奪った。

[J1]第2ステージ第13節1日目 スコア速報

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