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[CL]C・ロナウド、圧巻ハット!レアルが0-2から大逆転で6季連続4強へ

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[4.12 欧州CL準々決勝第2戦 R・マドリー3-0ボルフスブルク]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は12日、準々決勝第2戦を行い、レアル・マドリー(スペイン)が大逆転で4強入りを決めた。ホームにボルフスブルク(ドイツ)を迎えると、FWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックで3-0の完勝をおさめ、2試合合計3-2とし、6大会連続の準決勝進出を果たした。

 敵地での第1戦を0-2で落とし、2点ビハインドで本拠地サンチャゴ・ベルナベウに戻ってきたレアル。前半16分、DFダニエル・カルバハルがインターセプトからドリブルで持ち上がると、右サイドから早めに入れたアーリークロスはDFに当たったが、ファーサイドに抜けてきたボールをFWクリスティアーノ・ロナウドが右足で押し込んだ。

 先制ゴールで2試合合計1-2。1点差に追い上げると、そのわずか1分後だった。前半17分、MFトニ・クロースの左CKからニアサイドに走り込んだC・ロナウドがヘディングシュート。電光石火の連続ゴールで2-0とリードを広げ、2戦合計スコアで2-2の同点に追いついた。

 第1戦のアドバンテージをあっという間に失ったボルフスブルクは前半32分にMFユリアン・ドラクスラーがFWマックス・クルーゼと負傷交代するアクシデント。一気に2点ビハインドを追いついたレアルもその後はアウェーゴールを警戒してより慎重になり、試合は膠着状態に入った。

 レアルは後半12分、左45度の位置から狙ったC・ロナウドの直接FKが壁を直撃。同13分のFWガレス・ベイルのミドルシュートもクロスバーを越えた。後半21分にはクロースの左CKにDFセルヒオ・ラモスが頭で合わせるが、ヘディングシュートは右ポストを叩き、ゴールラインぎりぎりでGKディエゴ・ベナリオが抑えた。

 “逆転ゴール”が遠いレアルだったが、最後はやはりこの男だった。後半32分、ゴールほぼ正面の位置でFKを獲得すると、背番号7がポイントに立つ。C・ロナウドの右足から放たれた低い弾道のシュートは7枚の壁の間を抜け、ゴール右隅へ吸い込まれた。圧巻のハットトリック達成で3-0。2試合合計3-2と2点ビハインドをひっくり返す大逆転劇で6シーズン連続のベスト4進出を決めた。

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