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[CL]2発のメッシ、出場4戦9得点の荒稼ぎ…バルサは危な気なく決勝T進出決定

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鮮やかなボレーで先制点を奪ったバルセロナFWリオネル・メッシ

[11.23 欧州CLグループリーグ第5節 セルティック0-2バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は23日、グループリーグ第5節2日目を行い、C組ではバルセロナ(スペイン)がセルティック(スコットランド)のホームに乗り込み、2-0の完封勝利を収めた。勝ち点を12まで伸ばしたバルセロナは、最終節を残してグループリーグ首位通過を決めた。

 勝利すれば自力での決勝トーナメント進出を決めるバルセロナは、徐々にボール保持率を高めていく。前半15分にはFWネイマールから縦パスを受けたFWリオネル・メッシが左サイドのDFジョルディ・アルバに展開すると、リターンパスを左足で狙ったがシュートをジャストミートさせることはできなかった。

 しかし、前半24分にバルセロナが先制に成功する。J・アルバのパスを左サイドで受けたネイマールが浮き球のパスをゴール前に送ると、走り込んだメッシが左足ダイレクトで合わせてネットを揺らしてスコアを1-0とした。さらに同41分には右サイドを突破したメッシのクロスからFWルイス・スアレスが決定的なヘディングシュートを放つが、好反応を見せたGKクレイグ・ゴードンに阻まれて追加点とはいかなかった。

 1-0とバルセロナがリードしたまま後半を迎えると、1点を追うセルティックが反撃に出る。しかし、後半8分に左サイドのMFジェームズ・フォレストが送ったクロスからゴール前でフリーになったFWムサ・デンベレのヘディングシュートはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの守備範囲に飛んでしまう。

 すると後半9分、PA内でボールを受けようとしたL・スアレスがDFエミリオ・イサギーレのファウルを誘い、バルセロナがPKを獲得。これをメッシが落ち着いて蹴り込み、リードを2点差に広げた。第1節と第3節でハットトリックを達成し、第4節で1得点を決めているメッシは、出場4試合で9得点と破格の決定力を示している(第2節ボルシアMG戦は負傷欠場)。

 その後も攻勢を掛けるバルセロナは後半39分、鋭いドリブルで守備網を切り裂いたメッシのラストパスからL・スアレスが放ったシュートがポストを叩くなど、追加点は生まれず。しかし、セルティックの反撃を許さずに2-0の完封勝利を収めた。

 12月6日に行われる第6節でバルセロナはホームでボルシアMG(ドイツ)、セルティックはアウェーでマンチェスター・シティ(イングランド)と対戦する。

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