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JクラブよりもいわきFCを選択?注目新人3選手を直撃!!

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いわきFCに新加入した(左から)FW高柳昂平(←筑波大)、MF金大生(←駒澤大)、MF平澤俊輔(←早稲田大)

 福島県社会人リーグ1部が4月に開幕する。株式会社ドーム(アンダーアーマー、DNS)の全面サポートを受けて成長を続けるいわきFCの挑戦2年目もスタートする。

 強化2年目の今季は頼もしい12名の新人選手が加わった。大倉智社長は知名度が上がってきたことで補強面にも大きく影響が出てきていると手ごたえを話す。ゲキサカでは中でも注目の大卒3選手であるFW高柳昂平(←筑波大)、MF金大生(←駒澤大)、MF平澤俊輔(←早稲田大)を直撃。1年目にかける思いを聞いた。

―ではまずは自己紹介を兼ねて、プレースタイルなどを教えてください。高柳昂平選手からお願いします。

高柳「筑波大から新加入する高柳です。ポジションはFW。背番号は11番です。プレースタイルは、身体能力を生かしたヘディングだったり、突破からのシュート力が持ち味です。フィジカルスタンダードを変えるというビジョンを掲げるいわきFCで、より自分を鍛えれると思って入団を決めました」

―高柳選手は筑波大のキャプテンとして昨年12月に行われた全日本大学選手権を優勝しています。

高柳「チームをより良くするためにはどうすればいいかを考えてやることを大学で学んだと思っています。ジュビロ磐田への入団が内定した中野(誠也)とか化け物がたくさんいる中でやれたことも大きかった。下の代に負けないようにという思いでこれからもやっていきたいです」

―次は金大生選手、お願いします。

「はい、駒澤大から加入した金大生です。入った経緯はいわきFCには駒澤大の先輩がいて、話をいろいろ聞いていたので興味があったからです。プロを目指す中で、サッカーを続ける場所として勧めてもらいました。プレースタイルはサイドでの上下運動を繰り返して攻撃参加するところであったり、球際の強さが持ち味です」

―菊池将太選手や久永翼選手が駒澤大の先輩ですね。

「1月に引っ越してきたのですが、同じマンションに菊池さんとかが住んでいるので、休みの日は先輩と過ごしています。このチームは先輩たちがたくさん活躍している。その先輩たちに負けないようにしっかり結果を出せるように頑張りたいです」

―平澤俊輔選手も自己紹介をお願いします。

平澤「早稲田大から来ました平澤です。ポジションはMFで、プレースタイルは運動量を生かして攻守両面にかかわるところです。大学では守備的な位置で相手の危険を察知したり、危険の目を摘む役割をやっていました。中高は福島で育っていたので、福島に縁を感じています」

―JFAアカデミー福島出身で、当時は世代別代表にも選ばれていました。Jクラブからオファーがあった中で、いわきFCへの入団を決めたと聞きました。

平澤「少なかったですけど、オファーはありました。その中でクラブのビジョンであったり、どの環境でサッカーをするべきかと考えたときに、いわきFCがベストだなと思い、決断しました」


・働くこと自体が人生初
・僕はカフェでバイトしてました


―サッカーを続ける環境がある一方、午後はチームを全面サポートするスポーツメーカーのアンダーアーマーの物流センター「ドームいわきベース」で働くことになるなど、社会人としての生活も始まります。

「午前中にサッカーをして、午後に仕事というリズムですけど、仕事は仕事でほかの社員に負けないように頑張らないといけないと思っています。駒澤はバイト禁止だったので、僕は働くこと自体が人生初。頑張らないといけないですね」

高柳「筑波は自由だったので、僕はピザを配達や大学の近くのカフェでバイトをしてました。オーダーを取ったりしてましたよ。筑波のサッカー部員は結構みんなはコンビニとかでやってましたね」

平澤「早稲田もバイトは禁止ではなかったので、自分は早稲田の練習場の近くのラーメン屋さんで週1くらいのペースでバイトをしていました。でもそんなに大変ではなく、ここでは本格的な仕事が始まるので頑張りたいです」

―働く環境はもちろん、いわきFCのサポートはJクラブと比べても群を抜いています。専用練習場があり、併設するクラブハウスも完成間近です。

高柳「施設は間違いないですね。あとクラブハウスがまだできてないですけど、とんでもないものが出来るので、楽しみです。大学時代のチームメイトからもめっちゃいいじゃんって言われますから」

―「日本のフィジカルスタンダードを変える」というコンセプトを掲げるいわきFCは、サプリメントも全支給。身体を作るということはこれまで意識はありましたか?

「多少はありましたけど、サプリメントもそうですし、プロテインの量、筋トレの量も大学時代とは比べ物になりません」

平澤「大学時代もトレーナーがいてアドバイスをしてくれるんですけど、非常勤で常にいるわけではない。だから継続的なトレーニングが積めるわけではない。それを考えると、常に管理の下でやってくれる。より成果につなげられるのかなと思います」

高柳「サプリメントの全支給は本当にすごい。大学の時はお金がかかってしまうので、どうしてもプロテインは安いものにしてしまう。飲むのをためらったり、練習前は飲むけど、寝る前はやめたりだとか。今は必要な時に飲めるのがでかいですね」


・大学時代はお互いしゃべったこともなかった
・平澤はスターでした


―3選手は同じ関東大学リーグ出身ですが、大学時代に接点はあったのですか?

「大学時代はお互いしゃべったこともなかった(笑)」

―でも対戦経験はあったと思います。

高柳「筑波はスカウティングを結構やるんですけど、平澤はコンスタントに名前が出てくる選手だったという印象です」

「平澤はスターでしたね」

平澤「いやいや、大生とは大学2年の時に僕がSBをやっています。駒澤と対戦するとなって、大生がどっちサイドで出てくるか分らなかったのですが、大生のビデオを見て、対策を取ってから試合に入るようにしていました」

「マジで?」

平澤「サイドが逆だったので直接マッチアップはなかったですが、推進力があるドリブルが魅力的だなと思っていました」

「あざす!」

「高柳は筑波のキャプテンなので、人間的にすごい人なんだろうなというイメージがありました。でもしゃべってみたら意外とおちゃらける感じでした」

高柳「おちゃらけ?(笑)まあ、ムードメーカーというタイプではないですけど、陰からぼそっと効果的なことを言うタイプですかね」


・自分自身の成長、いわきFCの発展
・将来的に早川史哉さんと同じピッチに立ちたい


―最後に、これからどういったサッカー選手になっていきたいかを教えてください。

平澤「勝負の世界に入っていると思う。一日一日を勝負していけば結果にもつながると思う。目の前の一つひとつを怠ることなく、全力で取り組んで、自分自身の成長であったり、いわきFCの発展につなげていきたいなと思います」

「まずはいわきFCで存在感のある選手になって、そしてチームの勝利に貢献できる選手になっていきたい。環境とかも恵まれているので、それに甘えることなく、努力してやってもらっている分をしっかり結果で返せるように頑張りたいです」

高柳「僕は将来的には筑波大の1学年上でキャプテンだった、(急性白血病で闘病中のアルビレックス新潟の早川)史哉さんといつか一緒のピッチに立ちたいという思いがあります。キャプテンとして本当に尊敬していた人でした。僕と同じであまりグイグイ言うタイプではなかったので、見習っていた部分がありました。いわきFCに決まってからも連絡を入れて、同じ舞台に立てるように頑張りますという話をしました。史哉さんは史哉さんで頑張っている。いつか一緒のピッチに立てるように、僕も頑張りたいです」

(取材・構成 児玉幸洋)



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