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DF&GKもお手上げのスピード…“激走”豊川雄太、執念の同点弾でオイペンの逆転勝利呼び込む

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FW豊川雄太が同点ゴールを記録

[4.21 ベルギーリーグPO2第5節 シントトロイデン2-3オイペン]

 ベルギーリーグは21日、EL予選2回戦の出場権を争う「プレーオフ2」の第5節を行った。FW豊川雄太の所属するB組のオイペンは敵地でDF冨安健洋所属のシントトロイデンと対戦。3-2で逆転勝利を飾り、「プレーオフ2」初白星を手にした。2試合連続で先発した豊川は後半9分に同点ゴールを奪取。5戦ぶりとなる今季4得点目を記録し、同35分までプレーした。冨安は3試合連続でベンチ外となり、新天地デビューはお預けとなっている。

 奇跡の残留を導いた男が約1か月ぶりに沈黙を破った。豊川は1-2で迎えた後半9分、右サイドで味方とのワンツーを試み、リターンパスはDFに先に体を入れられて触られるも、スピードを緩めずに突進。相手が処理し切れずに流れたボールへと走り込むと、飛び出したGKもかわす形となり、最後はゴールエリア左から左足で無人のゴールに流し込んだ。

 豊川は3月11日に行われたレギュラーシーズン最終節のムスクロン戦(4-0)で、途中出場から3ゴール1アシストを記録。移籍後初出場で衝撃の活躍を見せ、チームを得失点差で奇跡の残留に導いていた。「プレーオフ2」では3試合連続で先発落ちしていたが、今月18日の前節アントワープ戦(0-1)で移籍後初スタメン。2戦連続の先発出場となった一戦で見事に結果を残した。

 チームはその後、後半24分に相手のオウンゴールで3-2と逆転に成功。「プレーオフ2」で初勝利を挙げ、決勝に進める首位と勝ち点3差の暫定4位に浮上した。

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