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みたび追いついた浦和…壮絶な打ち合いは3-3の痛み分け、金子パパ2発の清水は連敗「3」でストップ

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清水vs浦和は3-3ドロー決着

[8.19 J1第23節 清水3-3浦和]

 J1リーグは19日、第23節を行い、清水エスパルスはホームで浦和レッズと対戦し、3-3で引き分けた。清水の連敗は「3」でストップ。浦和は今季最多の3失点を喫したが、みたび追いき、ドローに持ち込んだ。

 いきなり試合は動いた。前半6分、MF河井陽介が左後方から斜めにグラウンダーのパスを入れ、FW北川航也が絶妙なワンタッチパスで寄せてきたDF槙野智章の股間を通す。素早くPA内に抜け出したMF金子翔太がGK西川周作との1対1を制し、右足シュートを沈めた。

 浦和も反撃に出ると、スーパーゴールですぐさま試合を振り出しに戻す。前半10分にPA左手前の位置でFKのチャンスを獲得。キッカーを務めたのはMF阿部勇樹。右足シュートは鋭く曲がり、GK六反勇治の手をかすめてゴール右上に突き刺さった。

 1-1で折り返した後半も打ち合いの様相を呈す。後半6分、DF角田誠のFKを阿部に競り勝ったFWドウグラスがファーサイドからヘッドで叩き込み、清水が勝ち越しに成功。浦和も後半16分、カウンターからMF武藤雄樹が左サイドを駆け上がり、FWファブリシオにクロス。タッチが乱れ一度は相手にクリアされたが、奪い返したファブリシオがPA内を突破し、右足で同点ゴールを沈めた。

 前節ハットトリックを達成したファブリシオは2戦連発。2-2に追いつかれた清水は後半18分、MF白崎凌兵の縦パスを受けた石毛が左足でミドルシュート。相手に当たってコースが変わったボールはクロスバーを叩いたが、跳ね返りに詰めた金子が右足シュートを押し込み、みたび勝ち越しに成功した。

 金子がJ1で1試合2点以上を記録するのはプロ入り後初。浦和は今季最多失点となったが、このままでは終わらない。後半27分、MF青木拓矢がロングボールを入れると、CKの流れで残っていた槙野がバックヘッドでネットを揺らした。J1通算300試合出場を達成した槙野の技ありゴールでみたび追いついた浦和。壮絶な打ち合いは3-3の引き分けに終わり、勝ち点1ずつを分け合った。

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