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最初の出番で初アシスト…横浜FM加入の17歳久保建英「イージーミスもあった」

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初出場で初アシストを記録した横浜F・マリノスFW久保建英

[8.22 天皇杯4回戦 横浜FM2-3仙台 ニッパツ]

 加入初戦で初アシスト。横浜F・マリノスFW久保建英がさっそく結果を残した。だが、チームは天皇杯で4回戦敗退。手応えを口にしつつも、試合後の囲み取材では悔しさを垣間見せた。

 16日にFC東京からの期限付き移籍が発表されたばかりで、この日が新天地での公式戦デビュー。お披露目の舞台にサポーターからの期待も高まる中、スターティングイレブンに名を連ねた17歳は序盤から敵陣に何度も切り込み、自身の持ち味を発揮した。

 チームは前半16分に先制点を献上したが、見せ場は同40分に訪れた。自身が蹴り込んだ右CKはクリアされたが、こぼれ球を起点としたFW仲川輝人のパスを受け、中央にふわりとしたクロスを配給。同じく加入したばかりのDF畠中槙之輔のゴールを導いた。

「仲川選手から前向きにボールをもらって、考える時間があった。あまりよく見えてはいなかったけど、2人くらいフリーの選手がいたので……」(久保)。点で合わせるような浮き球クロスは冷静な状況判断で放たれていた。

 そんな手応えもありつつ、「前半はうまくいかない部分があって、2~3個イージーミスもあったので改善していきたい」と課題も認識。次なる出番に向けて「前を向いて次のチャンスを待ちたい。負けてしまったけど、気持ちを切り替えて、マリノスのために戦いたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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