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GL1G2Aも出場は1試合…U-21代表FW旗手怜央「試合に出たい気持ちが強い」

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U-21日本代表FW旗手怜央(順大)

 今大会、ここまで出場したのはわずかに1試合のみ。しかし、U-21日本代表FW旗手怜央(順大)は、その90分間で自身の存在価値を結果で示した。

 16日の第2戦パキスタン戦。前半9分にDF大南拓磨(磐田)のアシストからネットを揺らすと、同10分にはFW前田大然(松本)、同35分にはFW岩崎悠人(京都)の得点をお膳立て。1得点2アシストを記録して4-0の大勝に大きく貢献した。だが、グループリーグ3試合で1試合の出場にとどまり、「試合に出たい気持ちが強いし、体も良い状態だと思っている」と静かに闘志を燃やしている。

 決勝トーナメント1回戦で対戦するマレーシアの印象は「3トップが速くて、真ん中2枚がうまい。カウンターが速いので、自分たちのボールの失い方が悪いと一気にカウンターの餌食になるので、ボールの失い方は気を付けないといけない」と警戒を示す。そして、攻撃のイメージは「サイドを崩していきながら、最後は真ん中を割っていきたい。最後に真ん中を割るのがシャドーの仕事だと思うので、そこで持ち味を発揮したい」と意気込みを示した。

 2試合ぶりのピッチに立って、パキスタン戦のようなパフォーマンスを披露し、チームをベスト8進出へと導くゴールを奪いたい。

(取材・文 折戸岳彦)
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