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[MOM2615]横浜創英FW頼住陸人(3年)_夏はPK戦5人目で失敗。「選手権に懸ける思いは人一倍強い」 FWが“ゴラッソ”

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横浜創英高のFW頼住陸人は身体を張ったプレーでも勝利に貢献

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.22 選手権神奈川県予選2次2回戦 麻布大附高 1-2 横浜創英高 横山公園]

 悔しさをエネルギーに、成長を遂げてきた。横浜創英高の前線で注目エースFW綿谷航平とコンビを組む頼住陸人(3年)は「自分はドリブルのできる綿谷と違って泥臭く決めるのが得意」というFWだ。

 スピードのあるドリブルやラストパスなどゴールを決める以外の仕事も器用にこなすパートナーに対し、頼住の役割は前線で身体を張って起点となること。それでも、宮澤崇史監督が「ウチの起点です。ポイントになれる選手。3年になって伸びました」と説明するFWはこの日、“ゴラッソ”と言えるドリブルシュートで2回戦突破の立て役者となった。

 0-0の前半34分、右中間でMF荒俣圭汰(2年)からパスを受けた頼住は「荒俣が僕に出した時に全然DFが来なかった。ターンしたら行けるかなと思ったら、付いて来なかったので振りました」。DFの動きを見て寄せが甘いと見るや、判断良くターンから縦に持ち込んで強烈ショット。これがゴールネットに突き刺さり、先制点となった。

「選手権に懸ける思いは人一倍強いのでやってやる、先制点は自分が獲ろうという気持ちでやっていた」と頼住。思いの込もった一撃で麻布大附の守りに穴を開けた。

 昨年度の選手権予選は登録メンバー外。這い上がって今年チャンスを掴んだが、インターハイ予選の横浜隼人高戦は交代出場でゴールを奪うことができなかった。加えて、頼住は5人目のキッカーとして臨んだPK戦で失敗。全国出場を目指したチームは“悪夢”の初戦敗退となった。

「PK戦で自分が5番目のキッカーで外してしまって夏終わらせてしまった。選手権に懸ける思いはこのチームの中でも人一倍強い」。シュートや前線で身体を張る部分などを自主練でも積み重ねてきたFWは仲間やコーチ陣からの信頼を勝ち取り、選手権で躍動している。

 ただし、まだ2回戦。雪辱を果たすための戦いはまだまだこれからだ。「ポストプレーや裏に抜けたりして、先制点とかは絶対に自分が決めるという思いを持っている。1試合必ず1点は獲っていきたいと思っています」。今度こそ、チームの力になって全国出場を果たす。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

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