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ACL射程圏内の浦和、中盤の構成力で違いを見せつける。仙台戦は6連勝中

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3連勝と上向き調子の浦和

 7日に開催するJ1リーグ第29節で浦和レッズは、アウェイでベガルタ仙台と対戦する。リーグ3連勝を達成し、3位滑り込みを射程圏内に捉えた浦和。今節は同勝ち点で並ぶ仙台との重要な一番に臨む。

 前節、柏レイソルをホームに迎えた浦和は先制を許す苦しい展開ながら、長澤和輝と興梠慎三の2ゴールで3-2と競り勝った。前々節のヴィッセル神戸戦(4-0)から主将の柏木陽介が復帰。ボランチに3枚を据える3-3-2-2の布陣が機能しつつある。

 元々は神戸のアンドレス・イニエスタ対策として、中盤に枚数を割いて構成力を高める狙いであったが、柏木の縦への意識、長澤と青木拓矢の飛び出しが攻撃に厚みをもたらすなど、新たな戦法の一つとしてしっかりと確立しつつある。

 さらに、試合展開に応じた臨機応変な戦い方も型にハマってきた。柏戦では興梠と柏木のホットラインを警戒されて攻撃が停滞。すると、興梠は「2列目の選手が飛び出したら(自分は)落ちて組み立てに入った」と、裏へ抜け出すことを止めて、ポストプレーに転じた。これが奏功し、興梠が降りてきて空いたスペースに長澤が飛び出し、貴重な同点弾を奪った。

 これについて長澤は「(前に)出ていくことで(攻めの人数が)プラスワンとなり、中のFWに対して選択肢が増える。2列目から出ていくことで、相手は(マークに)つきにくい。ボランチの選手で3人目の動きができれば、攻撃に深みが出る」と語れば、武藤は「前がボールを引き出した時にしっかりタメを作ることで、後ろの選手たちが追い越していくようなシーンが増えている」と実感を述べている。

 また、5月2日の第12節・川崎フロンターレ戦で接触プレーにより負傷したアンドリュー・ナバウトが柏戦でベンチ入りしたこともプラス材料だ。ナバウトはすでに全体練習に復帰しており、仙台戦でも出場する可能性がある。ファブリシオの長期離脱で、PAに近い部分でプレーするという役割では、ナバウトの存在はかなり大きいものとなりそうだ。

 今節、対峙する仙台は浦和と同勝ち点で並んでいるが、現在2連敗中。今季11ゴールをマークしていた西村拓真がロシアのCSKAモスクワに移籍したことで、前線の迫力は若干の陰りが見えつつある。前節も横浜FMに5ゴールを許す大敗を喫しており、調子は決して上向きとは言えない。

 さらに、過去の対戦成績では14勝8分3敗と浦和が圧倒的にリード。さらに、直近は6連勝中で、柏戦で2ゴールを挙げた興梠慎三は、対仙台戦で5試合連続で8得点をマークしている。その興梠は「ACLの出場のチャンスもあると思うので、そこを目指していかないといけない」と気を引き締めている。

 3バックの布陣を敷く仙台とはミラーゲームの様相を呈するが、中盤の構成力と2列目が積極的に追い越す攻撃の厚みを見せて早い時間帯に先制点を奪いたい。ACL圏内の3位・鹿島アントラーズとの勝ち点差はわずか4。インターナショナルマッチウィーク明けにその鹿島との直接対決を控えるだけに、ここで勝ってプレッシャーを強められるか。

 互いに上位進出へ負けられない激戦必至の仙台決戦は、7日の13:05にユアテックスタジアム仙台でキックオフする。
第29節
10月5日(金)
横浜FM 19:30 札幌 [日産ス]
10月6日(土)
C大阪 14:00 G大阪 [ヤンマー]
広島 14:00 柏 [Eスタ]
神戸 19:00 長崎 [ノエスタ]
鳥栖 19:00 湘南 [ベアスタ]
10月7日(日)
鹿島 13:00 川崎F [カシマ]
仙台 13:05 浦和 [ユアスタ]
清水 15:00 磐田 [アイスタ]
名古屋 16:00 FC東京 [豊田ス]

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