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白熱シーソーゲームはドロー決着…湘南は2度追いつかれ札幌と勝ち点1分け合う

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先制点を決めた湘南FW山崎凌吾

[10.20 J1第30節 湘南2-2札幌 BMWス]

 J1リーグは20日、第30節2日目を行った。Shonan BMWスタジアム平塚では湘南ベルマーレ北海道コンサドーレ札幌が対戦し、2-2で引き分けた。湘南は4試合無敗(1勝3分)、札幌は連敗を免れた。

 国際Aマッチウィーク期間中に初のルヴァン杯決勝進出を決めた湘南。14日の準決勝第2戦・柏戦から1人を入れ替え、FW菊地俊介に代わってFW松田天馬を起用した。対する札幌は、5日の横浜FM戦(1-2)から3人を代え、DF宮澤裕樹とDF福森晃斗、FW都倉賢がスタメンに名を連ねた。

 前半は札幌が優勢に進めた。前半9分、DF福森晃斗が左CKから低い弾道のクロスを供給。ニアに走り込んだ宮澤がダイビングヘッドで合わたが、惜しくも左ポストを叩いた。さらに18分、右サイドからMF都倉賢が左足でクロスを入れ、ファーサイドに走り込んだMF荒野拓馬が右足で合わせたが、枠を外れた。

 すると、湘南がワンチャンスをものにする。前半39分、GKク・ソンユンの中途半端なクリアを敵陣で拾い、PA手前でパスを受けたFW梅崎司が相手を引きつけ、ペナルティーアーク右脇にラストパス。FW山崎凌吾が左足でダイレクトシュートを放つと、ゴール左隅に吸い込まれ、先制して前半を終えた。

 札幌は1点ビハインドで迎えた後半5分、右CKから福森が左足でインスイングのクロスを入れると、右ポストをかすめて中央にこぼれる。これを宮澤がつないでFWジェイが押し込み、1-1。試合を振り出しに戻した。

 追いつかれた湘南だが、セットプレーから同点に追いつく。後半15分、ゴール正面でFKを獲得し、梅崎がヒールでボールの位置をずらしてMF杉岡大暉が思い切りよく左足を振り抜く。これがゴール前の密集地を抜けてゴール右隅に吸い込まれ、2-1。湘南が杉岡の今季初ゴールで勝ち越しに成功した。

 諦めない札幌は後半19分にMF白井康介、26分にMF早坂良太を投入すると、31分に再び同点に追いつく。自陣からMFチャナティップがドリブルで中央を駆け上がり、右に開いた都倉に預ける。PA右のスペースに走り込んだチャナティップが都倉のラストパスを呼び込んで右足シュート。これがDF坂圭祐に当たってゴールネットを揺らし、2-2のままタイムアップを迎えた。

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