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日本代表FW北川が4戦連発!鄭大世も今季2点目で清水3連勝!一方の広島は3連敗喫す

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北川航也が4試合連続ゴール

[10.20 J1第30節 清水2-0広島 アイスタ]

 J1リーグは20日、第30節2日目を行った。IAIスタジアム日本平では清水エスパルスサンフレッチェ広島が対戦し、2-0で勝利した。

 前節・磐田との静岡ダービーを5-1で制し、2連勝を飾った9位の清水。スタメンを1人変更し、左腿裏を痛めたFWドウグラスに代わり、FWクリスランを4試合ぶりにスタートから起用した。対する広島は、前節・柏(0-3)に敗れ、2連敗で4試合未勝利(1分3敗)。スタメンはこちらも1人入れ替え、MF柏好文に代わってMF川辺駿が8試合ぶりに名を連ねた。

 スコアは前半19分に動いた。右CKを獲得した清水は、キッカーのMF石毛秀樹が意表をついたグラウンダーのクロスを入れると、ペナルティーアーク付近からニアに走り込んだFW北川航也が右足シュート。日本代表FWが4試合連続弾をゴール右隅に突き刺し、清水が先制に成功した。

 さらに清水は前半26分、敵陣中央でMF金子翔太がボールを奪い、石毛が右足ミドルシュートを放つ。しかし、GK林卓人に触られ、ゴール左に外れた。一方の広島は30分、PA中央でFWパトリックがつぶれ、FW工藤壮人につながり、GKと1対1の状況から左足を振り抜くもGK六反勇治のファインセーブに阻まれた。

 追加点が欲しい清水だが、前半34分にアクシデント発生。出番が回ってきたクリスランが右腿裏を痛め、PA内で倒れ込んでしまう。そのまま担架でピッチ外に運び出され、FW鄭大世との交代を余儀なくされた。なお、鄭大世のリーグ戦出場は、5月20日の第15節・川崎F戦(0-3)以来、約5か月ぶりとなる。

 1点リードで後半を迎えた清水は、2分にハーフェーライン付近で北川が左サイドに展開し、石毛のスルーパスを受けた北川がPA手前で態勢を崩しながら、右にラストパス。これを鄭大世が右足でゴール右隅に流し込み、2-0とリードを広げる。鄭大世のゴールは4月28日の第11節・柏戦(2-1)以来、今季リーグ戦2点目を記録した。

 2点差となった広島は後半4分、工藤に代えて FWティーラシンを投入。すると7分にティーラシンに決定機が訪れる。PA左のDF佐々木翔のクロスをPA手前で受けたティーラシンがシュートフェイントから縦に仕掛けて左足シュート。チャンスだったが、角度がなくなってしまい、GK六反に阻まれる。11分には、攻撃を活性化を狙い、MF稲垣祥に代えて柏を入れた。

 早い時間に1点を返したい広島。後半23分、PA左でボールを受けた川辺が左足で鋭いシュートを放つが、GK六反に阻まれる。29分にパトリックに代えてFWベサルト・ベリーシャを投入。直後の30分には、左サイドから佐々木がクロスを供給し、マークを外してニアに走り込んだベリーシャが高い打点のヘディングシュートを放つが、GK六反に弾き出された。

 後半アディショナルタイム2分にもGK六反のファインセーブが生まれた清水が、2-0のまま完封勝利。今季2度目の3連勝を飾った。一方の広島は3試合無失点で3連敗。5試合白星なし(1分4敗)となった。

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