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ゴールパフォの意味…決勝点の元レスターMF「彼は僕にとって特別だった」

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リヤド・マフレズが決勝点を捧ぐ

 マンチェスター・シティに所属するアルジェリア代表MFリヤド・マフレズが、ヘリコプター墜落事故で亡くなったレスター・シティのオーナーであるビチャイ・スリバッダナプラバ氏にゴールを捧げた。

 27日、プレミアリーグ第10節レスター対ウエスト・ハムの試合終了後、キングパワー・スタジアムの駐車場でヘリコプター墜落事故が発生。このヘリには、スリバッダナプラバ氏らが搭乗しており、翌28日にレスターが死亡したことを公式発表した。

 突然の訃報に大きなショックを受けたマフレズは、29日に行われたトッテナム戦に先発出場すると、前半6分にFWラヒーム・スターリングの折り返しを左足で合わせ、先制点。これが決勝点となり、重要な一戦でチームを勝利に導いた。

 クラブ公式ツイッター(@ManCity)によると、マフレズは「ボス(スリバッダナプラバ氏)は僕にとって特別だった。レスターで4年半過ごした。彼との思い出はたくさんある。とても良い人間だった。ゴールした時、彼のために空に手を掲げた。彼は僕とレスターのために多くのことをやってくれた」と、ゴールパフォーマンスの意味を説明した。

 フランスでプロ生活をスタートさせたマフレズは、2014年1月にレスターに移籍。チームをプレミアリーグ昇格に導くだけでなく、2015-16シーズンにはPFA年間最優秀選手賞を受賞するなど、“奇跡の優勝”の立役者となった。この活躍からビッグクラブが獲得に興味を示し、今年7月にシティと5年契約を締結した。

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