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GK谷晃生「ステップアップして世界へ」離脱した安部&藤本に優勝届ける

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大会制覇を目指すGK谷晃生(G大阪)

 次なる目標に向けて、チームの士気は上がっている。U-20W杯出場権を獲得したU-19日本代表は30日、11月1日の準決勝サウジアラビア戦を控えて調整を行った。正GK谷晃生(G大阪)は「残りの試合をしっかりとチームで戦って、それを経験値にして一つずつステップアップして世界大会へいかないといけない」と決意新た。来年5月の世界大会に向けて更なる成長を誓った。

 準々決勝のインドネシア戦(5-0)は6万人の大声援が地鳴りのように響く完全アウェーとなったが、覚悟はできていた。「あそこまでいくとコーチングが通らないのは理解していました。プレーが切れたところで話したり、あとはアイコンタクトをしたり、できる限りのことをしていた」。守備陣と連携して冷静にプレー。後半は雨脚が強まる難しいコンディションとなったが、直接FKやシュートを冷静にセーブし、完封勝利を呼び込んだ。

 U-20W杯の出場が決定し、MF安部裕葵(鹿島)がクラブ事情、MF藤本寛也(東京V)がインドネシア戦の左膝負傷でチームを離脱した。「最後まで戦いたかったと思う」。日本に戻った2人からの「優勝できるように日本から応援している」という言葉を力に変え、“吉報”を届けるつもりだ。

(取材・文 佐藤亜希子)

●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
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