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コロンビアでまたしても選手が標的に…プレーオフを逃した試合後に何者かに発砲される

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昨季スペインでプレーしたキンテロが帰宅途中に何者かに発砲されるも命からがら逃げだした

 コロンビア・プリメーラAのデポルティボ・カリに所属する選手が何者かから襲撃される事件が起きた。現地メディアの報道を『ロイター』が伝えた。

 11日に行われた後期リーグ最終戦でデポルティボ・カリは勝利したものの、10位に終わってプレーオフ進出を逃した。この試合の後、車で帰路についた昨季までスペインのスポルティング・ヒホンでプレーした同チームのDFフアン・キンテロに向かって何者かが発砲した模様。なんとかその場から脱出することに成功した同選手は、12日にこの件についての詳細を現地メディアに語った。

「兄弟を車に乗せてアパートまで車を運転していた。その時、誰かが車の窓をノックしているように感じて、外の様子を見たら僕に対して銃口が向いていた。できる限り速くアクセルを踏んでその場を立ち去ったけれど、彼らは発砲してきた。幸いにも銃弾はドアに当たっただけだった」

「なんでこのようなことが起きたか説明できない。フットボールはただのゲームだ。今日は僕が標的になったが、明日は別の選手になる可能性だってある。このようなことはあってはならない」

 コロンビアでは、1994年のアメリカW杯でオウンゴールを決めたアンドレス・エスコバルが帰国後に殺害される事件が起きた。また、ロシア・ワールドカップでも日本代表戦で退場を命じられたカルロス・サンチェスへの脅迫や殺害予告がSNS上に投稿されるなど、フットボール選手を標的にした過激な行動が後を絶たない。
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