マンチェスター・ユナイテッドの伝説的指揮官であるアレックス・ファーガソン氏が、クラブの練習場を訪れ、スタッフや選手たちにエールを送った。

　先月に18日にジョゼ・モウリーニョ前監督を解任して、クラブOBのオーレ・グンナー・スールシャール監督をモルデから今季終了時までの“レンタル”で暫定指揮官に据えたユナイテッド。クラブはそこから攻撃的なスタイルに移行し、スールシャール監督就任後の3試合で12得点を挙げて連勝している。

　そんな中、先週には“強力ブースト”を得たようだ。スールシャール監督が師事したファーガソン氏が、昨年5月の脳出血からの手術後、初めてユナイテッドのトレーニング場を訪れて、選手たちを激励したとのことだ。

　スールシャール監督はファーガソン氏が練習場を訪れた様子について、「先週、彼と話をすることができた。その前、私は15年にわたって彼の影響を受け続けていたけどね」とコメント。

　選手時代とリザーブチームを指導していた15年間にわたって多大な影響を受けていたことを強調し、続けて「トレーニング場での時間を楽しんでいたように思うよ。彼はエールを送ってくれた。彼は最後の瞬間まで、できることは何でもするという、マンチェスター・ユナイテッドがベストを尽くすということを知っている人だ」と話した。

　ユナイテッドは、2日に行われるプレミアリーグ第21節でニューカッスルと対戦。ファーガソン氏からの後押しを受けたチームがここでも躍動し続けるか注目だ。

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